今朝、パスワードについてのニュースを報道していました。自分が覚えやすいからと、誰にでも予測しやすいパスワードを使用する、同じパスワードをいろいろな場面で使用するなどは、不正ログインされる原因になるそうです。
それは私もわかっていますが、パスワードを覚えていられません。これでサイトごとにパスワードを変えるとか、数ヶ月おきにパスワードを変えたりしていたら、本当にログインするだけで大変な手間になると思います。
パスワードが覚えられないけれど、変えるのも嫌
私も最初は安全のために、場面ごとに異なるパスワードを使おうとしていました。パソコンを使い出した頃、最初はパスワードを記憶させておく機能がなかったのでしょうか。今はパスワードを入力すると必ずパソコンの方から『パスワードを記憶しますか?』と聞いてくれますが、それはなかったように思います。
それにこれはパソコンの機能と言うよりはブラウザの機能ですから、使うブラウザが違うとやはり一からパスワードを入力する必要があります。
仕方がないのでメモ帳(紙製のもの)に覚書として記入していたのですが、なぜかパスワードがわからない!と焦ると見つけ出せなくなるのです。せっかく記入してたにもかかわらず、パスワードを作り直したことが数回あります。
今考えるとパスワードは定期的に変更するべきだと言われているのですから、別にわからなくなって変更してしまっても支障はない、というより安全的にはその方が良いくらいですが、なぜか私は一度設定したパスワードを作り変えたくないと思ってしまうのです。
銀行のキャッシュカードの暗証番号を失念して、自分の口座であるにもかかわらず自分の自由にできなくなったときの失望感などが影響しているのかもしれません。銀行のキャッシュカードは4桁の暗証番号でした。それを20代の私は失念したことがあったわけですから、パスワードはもう覚えていられなくても当然といった感じすらします。
IDも管理するべきなのかわからなかった
大体現在、ネット上でパスワードが必要になるとき同時にIDが必要になります。最初、私はこれもわからなくて混乱しました。『IDって何?パスワードだけじゃどうしてダメなの?』と思いましたが、言われるがままに設定をしたのです。そのまま何となく年月が経ちましたが、今朝のニュースを聞いて、『そういえばパスワードと一緒にIDは管理しなくていいのかな?』という疑問が湧いてきました。
私は一々パスワードと一緒にIDもメモ帳に記入していたのですが、それに意味があるのかどうかが、今回このブログのおかげでわかったような気がします。
このブログによればIDは個人を識別するために必要なもので、家でいえば住所にあたり、パスワードは家に入るための鍵にあたるそうです。そう考えると、住所は絶対に隠す必要もないが、鍵は厳重に管理しなくてはいけないことがわかります。
厳重に管理しなくてはいけないですが、多くの人は鍵を失くしたらまた作ります。だから、パスワードを作り変えることにそれほど抵抗感を覚えなくても良いんだな、と自分なりに納得できました。
本人の心がけ次第でメールアドレスはずっと同じものを使うことができますから、IDまでしゃかりきになって記録しておく必要はなさそうです。
今からでもちょこちょこ読むようにしたい!
こういうことはもっと早く知っていたら、混乱することもなかったのに、と思います。知らなくても別にスマホやパソコンを使うことはできますが、知っていた方が頭の中が整理されて、余裕を持って向き合うことができるでしょう。
でも、自分から知りたいと思って検索でもしない限り、誰も教えてくれません。『ああ、そうか、自分で調べよう』と思うようになるのは、インターネットに触れるのにかなり慣れて、余裕が出てきた人ではないでしょうか。
せめてインターネットに触れる最初のときに、こんなブログがありますから読んでおくと良いですよ、と情報を提供してくれれば良いのに、と思います。インターネットに関することは、私の被害妄想かもしれませんが、知っていて当然といった雰囲気です。私たち中高年は知らないとか、わからないとはなかなか言えなくなってしまうわけです。
遅くなりましたが、私はこれからこちらのブログをちょこちょこ読んでいきたいと思っています。不確かなこと、自分の思い込みで覚えていることを正しくアップデートできれば、きっと心がスッキリするはずです。