先日洗濯機の給水ポンプが壊れて、風呂の残り湯が洗濯に使えなくなりました。
もう14年も使っている洗濯機だったので、修理を頼むのは辞めて、しばらくは残り湯を使わずに洗濯することにしました。水の節約のために洗濯のすすぎを注水すすぎ(新しい水を入れながらすすぐ方式)2回から、ためすすぎ(水をつぎ足さずにすすぐ方式)1回へと変更したのですが、最近すすぎ0回を謳い文句にした洗剤が発売されたようです。
洗剤についてすごく調べているブログがあった!
すすぎが1回でも、かなり私としては思い切ったのですが、0回と言われるととても気になります。水道代だけの節約ではなく、電気も時間も節約できるのですから、試してみたい気持ちは大きくなるばかりです。しかし、今使いかけの洗剤もあるし、すすぎをしない勇気が出ない…とクヨクヨしていたときにこんなブログに出会ったのです。
「でぃりい」というブログでは、主婦そらさんが数々の洗剤を試して、率直な感想を書いてくれています。それだけでもかなり参考になるのですが、そらさんは洗剤の成分までわかりやすく解説してくれているため、これから自分で洗剤を選ぶ際の目安ができそうな気がしました。
最初はすすぎ0回の洗剤を調べていましたが、自分が現在使っている洗濯洗剤や食器洗い用の洗剤についての記事も次々読みました。そして自分がいかにCMに踊らされ、雰囲気だけで洗剤を買っていたのかを実感したのです。
自分が使っている洗剤について初めて知った
例えば私が現在使っている洗濯用洗剤は無香料で環境にも優しいことを売りにしていますが、実は成分的にはそれほど優しいものではないそうです。それどころか、パッケージにはすすぎ1回でOKと書いてあるが、すすぎ1回では洗濯物が黒ずんだり、洗濯槽にカビが発生する恐れもあるとのことでした。確かに私は毎月1回洗濯槽のクリーニングをしているにもかかわらず、最近洗濯槽が汚れるな~と思っていたのです。
実際にブログを読んでいただけるとわかりますが、そらさんはこの成分が入っているからこの結果になるのだとはっきりと説明してくれます。私は洗剤の成分表示を見ることの大切さが初めてわかったような気がしました。
界面活性剤…名前は知っていたけれど
そらさんは界面活性剤についても解説してくれています。私は界面活性剤とは水と油を混ぜるものとしか思っていませんでした(だから多くの化粧品が作られているわけですが)。このブログを読んで、私は初めて界面活性剤が洗剤にはなくてはならない成分なのだと知りました。
そらさんは界面活性剤が汚れを落とす仕組みまで解説してくれているため、これからは私も食器洗い用の洗剤は界面活性剤が全体の何パーセント含まれているのかを確かめて選んでみようと思いました。
私は常日頃、食器洗い用の洗剤には不満を感じていました。油汚れは一度で落ちた試しがないからです。けれど、それは私が洗剤に対してきちんと向き合っていなかったからかもしれないとこのブログを読んで初めて思ったのです。洗剤にも真剣に向き合うと、そこには広い世界が広がっています。それは主婦歴31年にして初めて見た世界でした。教えてもらって、本当に良かったです。
ただ、界面活性剤の名前はカタカナで長過ぎて、まだ少し見ているだけで頭から煙が出そうなのもまた事実なのですが…