先日砂糖と塩を間違えないための私の工夫(?)を記事にしました。
私は夫が買ってきた3連の容器に砂糖と塩、そして小麦粉を入れていたと書きました。そう、3連のうちの1つが空いているのがもったいないと思った私は、わざわざ小麦粉を容器に移し替えていたのです。
小麦粉を食べると具合が悪くなる
結婚してすぐの頃、私は砂糖や塩と同じように小麦粉も常温保存していました。多分私の母もそうしていたのだと思います。そして、その頃私は小麦粉を多く使った料理(つまり粉もの)が苦手でした。
子どもが生まれると、お好み焼きやホットケーキなどをとても喜ぶようになりましたが、作って食べると決まって私の胃の調子がおかしくなったのです。ひどいときには、子どもの相手もできずに寝込むほどでした。
食べたときには美味しいと思うのですが、食べて2時間もするとお腹が重く張った状態になり、痛むこともよくありました。それほど長い時間苦しむわけではなく、夕食の支度をする頃には治っていたので、自分でも何かの病気ではなく、小麦粉がいけないのではないかと気が付きました。
小麦粉の保存場所を変えたら…
そのまま数年が過ぎ、私は偶然テレビ番組で常温で袋のまま保存した小麦粉を使うと、カビやダニが発生していることがあり、それが原因でアレルギーになることもあると知りました。そこで私は小麦粉の保存場所を常温の戸棚の中から、冷凍庫へと変えたのです。
冷凍庫の中なら、温度だけでなく湿度も低いので、小麦粉の保存場所として最適だと思ったのです。
しばらくすると、私はお好み焼きを食べてもホットケーキを食べてもまったく具合が悪くなることがなくなりました。いつからとはハッキリ言えないのですが、本当に気がついたら普通に食べられるようになっていたのです。
次女はこんなことを言っていました。
もしかして常温保存のときは、小麦粉にカビとかダニが発生していたんじゃない?それが原因でお腹が痛くなったのかも。冷凍するようになって、カビやダニがなくなったのかもしれないよ。
早く使い切るのが一番!
しかし、最近調べてみると冷蔵や冷凍をすると温度差で結露が生じて、かえってダニやカビが発生する場合があるとのことです。冷凍をするなら小麦粉を小分けにして、使う分だけを出した方が良いそうです(私は不都合を感じないので、そのまま冷凍保存を続けています)。
もしかしすると、私が小麦粉を食べても大丈夫になった理由は、娘たちが成長して食べる分量が増えた結果、小麦粉が早く減るようになったためかもしれません。小麦粉の消費期限は薄力粉で1年、強力粉で6カ月が目安だそうです。
何でも新鮮なうちに食べた方がおいしい上に体にも良いのでしょう。早く使い切るなら、小麦粉は常温保存で大丈夫だそうですが、その場合は密閉容器に入れるなどして、ダニの侵入を防ぐ必要がありますね。
小麦粉は冷凍保存で!常温保存なら密閉容器を使う!なるべく早く使い切る!
これが私が主婦歴30年で得た教訓ということになります。小麦粉を使うと、どうも体調が良くない人はグルテンフリーを考える前に、小麦粉の保存方法を見直してみてはいかがでしょうか。
これはもう常識になっているのでしょうか。私はたまたま知ったから良かったですが、もしずっと知らずに小麦粉を昔のまま、常温で密閉容器にも入れ替えずに使っていたら、と思うと少し怖いです。