27歳の長女が今日は仕事を休んでしまいました。昨晩全く眠れなくて、体調が悪いということです。眠ろうとすると動悸がするとも言っていました。もしや発熱したのかと、熱を計ってみましたが、それは大丈夫でした。
ストレスだらけの娘たち
もし何かの病気が隠れているのではないとしたら、原因として考えられるのはストレスくらいです。コロナで普段とは違う状況になっていて、知らず知らずのうちにストレスが溜まっていてもおかしくありません。長女はアルバイトをしながら、漫画を書いていますが、小さな仕事しかまだもらえません。その小さな仕事をしている週刊誌も今回のコロナ騒ぎで、隔週の発刊になってしまいました。
それから大人になっても親と暮らしていることにもストレスが溜まるのではないかと私は考えています。次女は引きこもってそろそろ4年目になろうとしていますが、自分がのびのびと過ごせる時間は皆が寝静まった真夜中だけだと言っています。自分だけの城を持ちたいのに、それができないため真夜中に羽根を伸ばすしかないのでしょう。長女も不安定な状態で、同じようなストレスを感じていても不思議ではありません。
私たちにはお手本があった
私たちの年代(只今55歳です)までは、学校を卒業したら就職して、何年か働いたら結婚して、と人生のお手本があり、それに対して疑問を持つ人も少なかったように思います。それが良かったのか悪かったのかはわかりませんが、少なくとも生きていく上でいちいち疑問を感じずに済んでいました。そして自動的に巣立っていくので、親との軋轢も感じずに済んでいたのでしょう。
今は様々な生き方が許容されていて、選択範囲も広がっています。生き方を自分で選び、切り開いていくことでストレスが溜まったり、疲れてしまう人がいても不思議ではありません。我が家の次女は、選びたい生き方を見つけられず、どこに行っても居心地が悪くて結局引きこもってしまったように私には見えます。
親にもストレス…
夫も自分では気づかないうちにストレスを溜めているようです。子どもはいつか成長して巣立つもの、自立するものと思っていたのに、未だにそれは叶わず、一体いつまで自分が養えば良いのかという重荷が彼を痛めつけているように見えます。夫も今年は57歳になります。定年まで後少しなのです。
何事も変わらないことはないとわかってはいても、この状態はいつ終わるのかは誰にもわからないです。出口が見えないことは、ストレスになるように思います。
そんな家族をじっと見ている私も実はストレスを感じているようです。どこも疲れていないはずなのに、歯茎が腫れ上がって痛いです。前からこの症状は時折あり、診察もしてもらいましたが、特に歯周病ではないと言われます。今は歯医者の方から不要不急の診察はご遠慮くださいと言われているため、家で我慢をしています。
家庭にも代謝が必要
結局家庭というのも、大きな生き物なのでしょう。代謝が滞ると、具合が悪くなるようです。今、私の家庭という大きな生き物は相当具合が悪いようです。この停滞している状態が3年も4年も続いていますから。せっかく今まで頑張ってきた私たちの家庭を労ってあげたいですが、最初に何をしてあげれば良いのかわかりません。
私にできることは家族のご飯を作ることくらいです。今、同じように弱っている家庭がたくさんあるのではないでしょうか。また、楽しい日々が来ることを心からお祈りしています。だから、私の家庭のことも誰か祈って!などと思っています(結局他力本願…)。でも、お互いが幸せを祈り合う世の中というのも、なかなか素敵ですね。