捨てる、捨てない、自分の感性を信じていたら、どちらでも素敵になれると感じたブログ

自分の好きが大切 ブログ好き

50代も残り少なくなってくると、どうしても終活という言葉が頭に浮かんで来るようになります。なるべく余計なものは持たない、身の回りを小さく整えておこうと考えるようになりました。これは私が母の最後を見ていたからかもしれません。

母は自分の身の回りが不用品で溢れていたことをわかっていましたが、年を取り、体調が悪くなってきたときには、もう不用品を捨てることもできなくなっていました。やっとの思いで最後に要らない衣類をまとめて(45Lのゴミ袋1つだけでした)資源ゴミに出しましたが、ずいぶんと心残りがある様子でした。

捨てる、捨てないよりも大切なこと

それを見ていると、体力と気力があるうちに身の回りを整理しておかなくては、と嫌というほど実感したのです。でも、先日ももベルさんのブログで可愛らしい指輪をしたキレイな手の写真を見て、少し立ち止まって見ようかな、と思いました。私はその指輪に見覚えがあったのです。

3つのハートが並んだその指輪はその昔、「ちゃお」という少女漫画雑誌の付録でした。当時、夫が雑誌類をスーパーなどに配達する仕事をしていたため、余った付録の指輪をたくさん頂いていました。ももベルさんがしていた指輪も、我が家にいくつもあったのです。ももベルさんのブログを見て、当時の記憶がすぐに蘇りました。

現在29歳と25歳の娘たちは、当時小学生と幼稚園児でした。喜んで指輪をしていましたが、すぐに飽きてそこら辺に置きっぱなしになりました。それを私がしばらくしまっていたのですが、いつしかいろいろなものと一緒に処分してしまいました。

その指輪をももベルさんは、おばあさんやお母さんの友人など目上の人からもらった指輪、ネットで販売していた手作りの指輪と一緒に付録の指輪を大切にしていました。値段やブランドには関係ない、本当に自分が好きという思いを大切にした結果が、ブログの写真に映っていたようです。

真摯に向き合うことで、物に価値が生まれる?

私は久しぶりに、すごく素敵だと思いました。ももベルさんの手も、指輪も、そして自分の好きを大切にする生き方も。ももベルさんの白くてキレイな手には、その指輪の3つのハート、ピンク、ブルー、ライムの色がとても映えていました。指輪にもし感情があるなら、とても喜んでいるのではないでしょうか。

我が家の娘たちと同じころにちゃおを読んでいたことを考えると、ももベルさんはとても若い女性でしょう。しかし、私は彼女から物に対する姿勢を見習いたいと思います。それを好きだという感情が、自分の周りにある物に価値を生み出すこともあるのだと彼女は教えてくれました。

ただ、物を減らしているだけでは、それは絶対にできませんが、物を減らしている以上は、身の回りには価値ある物だけを置きたいと思います。私もももベルさんのように真摯に物に向かい合い、その価値を引き出せる人間になりたいです(ちょっと遅いかな、と思わないでもありませんが…)。

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