8月の半ばを過ぎましたが、まだまだ暑さが厳しく、熱中症対策も欠かせない毎日です。我が家の場合、この家を建てた30年前から気になっているのがトイレがとても暑いことです。
我が家のトイレはひときわ暑い(ような気がする)
我が家は1階と2階にトイレがありますが、1階のトイレは西向きで西日が当たります。私は現在の家に住むようになって初めて、トイレが暑いのは大変なのだと思い知りました。実家の母が生きている頃に、散々「お前の家はトイレが暑いから嫌だ」と言われたので、私だけが思っていることではなかったはずです。
1階も2階もトイレには大きな窓がついていますが、そこから西日がサンサンと降り注ぐため、住み始めてからすぐにカーテンをつけました。しかし、それは気休め程度です。カーテンをつけたからと言って暑さにほとんど変わりはありません。
トイレが長くなる事情がある人
トイレに長居をしなければ良いのですが、私の母は生きている間、ずっと便秘に悩んでいて、トイレはどうしても長くなりがちでした。今は次女が過敏性腸症候群の症状で、夜中に長い時間トイレに入っていることが多いです。なんとか夏でも安心して入れるトイレでないと、私もおちおち寝ていられないのです(夜中に次女がトイレで倒れているかもしれないと思うと怖いです)。
考えてみると、トイレを寒くないようにする方法はすぐに考えつきます。暖房便座を使うとか、小型のヒーターを置くとか…。どちらも効果的ですが、反対に涼しくする方法はどうでしょうか。私には小型の扇風機を取り付けるくらいしか考えつきません。
ネットで調べても私と似たりよったりの考えしか出てきません。当たり前の話ですが、トイレは狭く、密室になりがちです。まあ、それでないと落ち着いて用がたせませんが、これがいけないのではないかと思います。
私はかつて夏休みに、PTAのボランティアで学校のトイレを掃除したことがあります。1人で個室をいくつも掃除をしていたところ、滝のように汗が出て『これは熱中症になるかも』と思いました。掃除ですから、ドアは開けたままだったのに、具合が悪くなりかけて怖かったです。トイレと言うのは、もともと熱がこもるようにできているのではないでしょうか。
対策はあるのか
次女ももう、あきらめムードですが、唯一の救いは長くトイレに入るのが夜中だということです。昼間に比べると、暑さは幾分マシになっているようです。
夫は「俺は暑さをしのぐために、窓とドアを開けて風が通るようにしている」と偉そうに言っていますが、まだ若い娘たちがその方法を採用するとはどうしても思えません。
10年ほど前だったと思いますが、私と同じ年の女性が自宅トイレの中で、熱中症により亡くなったことがありました。う~ん、命を守るためには夫の方法を採用するしかないのか…これから夏の暑さがさらに厳しくなるかもしれません。ハウスメーカーの方には、涼しいトイレを作る工夫(最初からエアコンをつけるとか)にぜひ取り組んで欲しいです。
我が家は多分このままだと思いますが…。次女の具合が良くなれば、トイレで熱中症の危険度は下がるから、そっちを考えた方が良いでしょうか。
トイレを使う人だけでなく、お掃除をする人も十分にご注意ください。