トイレットペーパーが消えてから、かれこれ10日近くたちますが、まだ近所のスーパーでは売っていません。何日か前にニュースで、不足は解消されつつあると報道していたのに、どうしたことでしょうか。
埼玉では、まだない…
ニュースで報道されていたのは、江東区木場のスーパーで、壁のように高く積まれたトイレットペーパーをうれしそうに買っている人たちの姿でした。私が住んでいるのは、埼玉県の南部で東京都にそれほど遠くありません。これなら近々この騒ぎも収束するだろうと、一人で安心していました。
でも、今日スーパーに行ってもトイレットペーパーの姿を見ることはできませんでした。スーパーでは、棚が空いていて、もったいないと思ったのか、ダンボール箱に入れられたポテトチップスがたくさん並べられていました。これを見ると、当分は前のようにトイレットペーパーが並ぶことはないのだな、と感じずにはいられませんでした。
もともとトイレットペーパーは切らしてしまうと、困ってしまうのでみんな余裕を持ってストックしていたと思います。そういう性質のものだから、余計に買い占めに拍車がかかったのかもしれません。近所の人たちが、みんなトイレットペーパーを転売しているとは思えません。
半紙を使ってみようか
2人の娘はかなり危機感を覚えているようで、トイレットペーパーの話ばかりをします。私ももし自分が未婚の若い女性だったら、トイレットペーペーが使えない状況は、とても嫌だったと思います。でも、今私はトイレットペーペーとティッシュペーパーがなくなったら、何を使おうかな~、と考えています。自宅には半紙があるので、それが使えないかと思っています。新聞紙を使うよりはかなり気分がよいのではないでしょうか。
こんなことが考えられるのは、おばちゃんになった証拠ですが、それはとても自由なことだと感じています。この状況を愉快に乗り切ってやれと思えるのですから、年を取るのもそんなに悪いことばかりではありませんね。
みんなが殺気立っているようだ
私が今日スーパーに行ったのは午前10時ちょうどくらいでした。普段よりも早く家を出ましたが、人はすでに大勢いました。スーパーの隣はドラッグストアで、まだ開店前でしたが、人がどんどん店に入っていって、ちょっといつもと違う様子でした。
それを見ているとトイレットペーパーが不足して、人が殺伐とし始めているのかもしれない、と感じました。もとの状態に戻るのはいつになるのでしょうか。我が家のトイレットペーパーも刻一刻と減っています(当たり前ですが)。自分が何を使おうと構いませんが、娘たちにトイレットペーパーを使わせられないのは、気が重いですから、今の状態はあまり歓迎できません。
今回のことで、よかったこととは
ですが、ここ数日トイレットペーパーの減り方がとても遅くなりました。これなら3月いっぱいは手持ちのトイレットペーパーで何とかなるのではないかと思うほどです。やはり考えながら使うと、こんなにも違うのだなと驚いています。昔、母によく使いすぎを指摘されて、逆ギレしていた私ですが、母のいうことはもっともでした。
つましく暮らしているつもりでしたが、知らず知らずのうちに浪費をするようになっていたことがよくわかりました。もし、もとの状態に戻って、いつでもトイレットペーパーが手に入るようになっても、このことを忘れずにトイレットペーパーを使うときにはよく考えようと思います。