後で取り返しが付くと思ったのに…

生活

他人とあまり話さない生活を送っていると、スーパーで知り合いを見かけても避けてしまうことがあります。私も誰かと話をすることをすべて否定するわけではありません。話をすることはときには楽しいし、新たな発見ができることもあります。

知り合いを見つけると避ける私

しかし、反面急いでいるとき、心の余裕がないときは心のなかでまた今度、と言い訳をして相手を避けるために進路を変えてしまうことがあります。PTAの役員をやっていたときには、ノーメイクのときは挨拶しないと言っている人もいましたから、私は自分の気持ちをそれほど特別とは思っていませんでした。

あれは今ほどコロナ騒ぎがひどくなかった今年の2月、次女の同級生のお母さんをいつも行くスーパーで見かけました。私はいつも午前中に買い物に行くのですが、その日は夕方から夫が出かけるため、夕食は私と娘たちだけでした。たまにはお弁当を買って食べてみたいという次女のリクエストで、夕方に買い物に出たのでした。

何度もこのブログに書いていますが、我が家の次女は大学を中退してから、ずっと引きこもりの生活を送っています。次女の同級生のお母さんに会うと、どうしても話はそこに行くだろうな、という気持ちもあったのは事実です。夕方で気が急いていたこともありました。

また、すぐに会えると思っていた

理由はどうあれ、私はその人を避けてしまいました(相手が私に気付いていたかどうかはわかりません)。でも、どうせ近所に住んでいるのだし、今度会ったらゆっくり話をすれば良いと考えていました。しかし、その後緊急事態宣言が出たりして、私は誰かと立ち話をすることもほとんどなくなりました。

あっという間に半年以上が経ってしまい、共通の知人から「そう言えば、近頃〇〇さんのこと見かけた?最近全然見かけないのよ」と言われて、ハッとしたのです。それから更に数カ月が経ち、もう2020年も終わりそうです。

また会う機会はあるかもしれませんが、ないかもしれません。私たちは決してお互いの家を訪ね合うような間柄ではありませんでしたが、こんなに長い間見かけないこともありませんでした。

今度は別の理由で話しかけられない

すぐに取り返しが付くと思っていたことがそうではなかったのです。まあ、だからどうしたという話なのですが、何でも後で取り返しが付くと思っていたのは、自分に甘いところがあったのだと思い知らされました。

気が付かないよりは気が付いた方が良かったと思って、これからは自分が悔やまないように行動したいと思っています。こうしてブログに書いている時点で、私は知り合いを避けてしまったことを気にしているわけです。自分が気になるようなことは、しない方が良いでしょう。

でも、このご時世になると、今度は話しかけると、かえって相手に感染の心配をさせるのではないかと、やはり話しかけるのがはばかられます。

それにお互いにマスクをしていると、今ひとつこの人は誰だという確信が持てずに声をかけられません。当分、人付き合いの悪いまま、私は生きていくしかないようです。

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