決して広くはない我が家ですが、2階に行くためには階段を上る必要があります。これが回数が重なると地味に面倒くさいので、2階にいく用事はまとめて済ますようにしています。
みんなやっていますよね?
だから2階にしまう洗濯物はある程度たまってから、持っていくようにしています。
私はそれを階段に置いていました。階段以外だと持っていくのを忘れてしまうからです。長女、次女、私たち夫婦と家族別に段を分けて置いていました。置いておくのは、そんなに長い時間ではないですが、考えてみると毎日洗濯物を置いていたわけですから、我が家の階段は洗濯物置き場になっていたと言っても良いでしょう。
しかし、あるとき私の同級生が、階段に洗濯物を置くのは危ないから止めた方が良いと話してくれました。同級生も私同様、2階に持っていく予定の洗濯物を階段に置いていたのだそうです。
骨にヒビが入った!
あるとき彼女は階段を降りているときに、段を踏み外してしまいました。なぜかと言えば、せっかく洗濯したものを踏みそうになってしまい、焦って避けたからです。彼女は段を踏み外しただけでなく、階段を落ちてしまったというのです。
落ちたのは2段ほどだったと言いますから、大したことはないと思われるかもしれません。しかし、同級生は段を落ちた後、勢いよく尻もちをついてしまいました。そして尾てい骨にヒビが入ってしまったのです。
尾てい骨にヒビが入っても、ただ安静にしているくらいしか治療法はありません。彼女はほとんど動けないほど痛みが強くて、2週間ほど入院したと言っていました。
家事も仕事もありながら入院しなくてはいけないのですから、ショックだったでしょうが、さらに理由が理由だけに情けなかったと言っていました。しきりと「無精をして階段に洗濯物を置いたばっかりに…」と言っていたのが、何とも気の毒でした。
階段は上り下りだけに使う
ただ、その話を聞いてからもう数年経っているのですが、私はいまだに洗濯物を階段に置いてしまいます。しかし、階段を降りる人にジャマなのは間違いありません。娘たちにもジャマだと言われたことがあります。
だから、これからは階段にものを置かないように心がけていきたいと思っています。これからの年代、骨折などしたら生活に大きな影響があるでしょう。安全な生活のためには、階段に限らず床にものを置かない習慣をつけるのは欠かせないはずです。
家族のためにも自分のためにも、階段は上り下りだけに使いたいと思います。