最近、爪が根本から割れてくるという奇妙な症状に見舞われています。家族に見せたところ、とても気持ち悪い、早く医者に行って来いと言われてしまいました。
医師も首をかしげた
私にしては異例の早さでしたが、昨日皮膚科に行ってきました。そこは長女がストレスで全身の皮膚の状態がとても悪くなったときに行った医院です。長女が回復したので私も良さそうだと思ったのですが、医師は開口一番「爪の先が剥がれるならわかるけど、根本というのは不思議だね。こんなの見たことないよ」と口にしたのでした。
私より少し年上と思われる医師はルーペを使って穴の開くほど爪を見ましたが、ピンとこなかったようです。その後、爪の症例集のようなものまで持ち出して、何とか私と同じ症状の爪を見つけようとしました（私まで一緒に見ました）ができませんでした。
結局爪の根本が細菌感染を起こして、爪を作る細胞がおかしくなってしまったのだろう、という結論に達し、抗菌剤と塗り薬が処方されました。なんと抗菌剤は2週間飲み続けることになっています。
爪1つのために
過去に風邪をひいて発熱したときに、抗菌剤を出してもらった記憶がありますが、そのときですら1週間ほどだったと思います（あまりにも昔で記憶が曖昧ですが）。薬指の爪1つのために2週間も抗菌剤を飲むのかと思うと、ため息が出そうでした。
しかし私は、この小さな爪1つが安定しないために、意外に不便を感じていました。ものすごく痛いわけではありませんが、爪の根元にポッカリと隙間ができてしまい、グラグラしてあまり力が入りません。かつて夫が足のケガで入院したとき、理学療法士の方が私と夫にこんなことを言いました（夫は足の指をケガしており、爪も剥がれたのです）。
爪は骨ではなく、皮膚が固くなったものですが、爪がないと手は何もできません。ものをつかむとか、そんなことまでできなくなってしまうんです。爪って大切なものなんですよ。
そのときの言葉を今、とても実感しているので、本当にどんな知識でもムダなものはないのだと思います。
治ると良いな…
医師は「とりあえずこの薬で様子を見てください。2週間経ったら、どうかな～。治るかな？」などと言っていました。なんだかこの言葉を聞いているだけで不安になってしまいました。
でも、自分でも思いますが、この状態はすぐに良くならないでしょう。気長にいかないといけないですね。私の爪は少しずつ進行してこの状態になったのですから、良くなるにはそれ以上の時間がかかるのではないかと思います。
人間の身体には奇妙なことが起こることもあるのですね。
よろしくお願いします。
