朝ドラのつわりシーンから考える・一人として同じ人はいないという真実

妊娠してやっとわかったこと 生活

朝ドラで主人公の妻が妊娠、つわりに苦しむシーンがありました。次女が「やっぱり、みんなそんなふうになるんだね。大変だ…」と言っていて、そういえば私にはつわりがなかったことを思い出したのです。

私にはつわりがなかった

私は2回しか妊娠したことがありませんが、両方ともつわりらしいつわりはありませんでした。多少魚の匂いがきになるとか、ちょっとさっぱりしたものの方が食べやすいとか、普段とは違う点もありましたが、ドラマの中のように口を押さえて吐き気をこらえることはなかったのです。

私が子どもだったときから、ドラマでの妊娠発覚は突然の吐き気をもよおすことでしたが、実際に自分が妊娠してみて『あれはドラマだったから、脚色してあったんだろうな~』と思うに至ったのです。しかし、周りの人たちの話を聞いていると、実は私の方が少数派だったのかもしれないと思うようになりました。

私の母はつわりがひどくて、毎日嘔吐していたと言います。食べられるものは柑橘系の果物とちらし寿司だけだったそうです。私より少し前に妊娠した同級生はつわりが酷すぎて、食べ物はおろか水も摂ることができなくなり、10kgも痩せてしまい、結局緊急入院することになりました。

私にはつわりがないと知ったとき、母はかえって不安になったようで、こんなことを言ったのです。

お腹の中でしっかり子どもが育っているから、つわりがあるんでしょ?お前の場合は子どもが育っていないから、つわりがないんじゃないかしら…もっとちゃんと診てもらった方が良いんじゃない?

つわりでわかったこと

母の心配は杞憂に終わり、私は2回とも無事に出産することができました。私は2回出産して育児をした経験者ではありますが、つわりに苦しむ女性の気持ちを理解することはできません。何が言いたいかというと、この世の中、似たような境遇の人はたくさんいても本当に自分と同じ人はいないということです。

妊娠して出産しても、つわりの苦しみは共有することができない女性もいるわけです。そしてつわりがひどかった、という人もそれぞれその苦しみは違うわけです。誰か一人の苦しみをそのまま自分事として受け止めるのは不可能です。

そのことを通して、一人として同じ人はいないことに今更ながら気が付きました。最近、よくツイッターを見ていると(暇…)、自分とは違う意見の人、自分が納得できないことを言っている人のことをとことんまで叩きのめして、反論できなくしようとしている人が多いことが気になります。

育児に苦しんでいるお母さんのつぶやきを頭から否定する人のなんと多いことか…(これ以外にもいろいろといるのですが)。段取りを良くすれば何とかなると思っている人がいるようですが、赤ちゃんは段取りの外で生きています。これを実感できるのは、当事者になった人だけです。

一人として同じ人はいない、この当然のことが腑に落ちた私はそれだけでも妊娠、出産をして良かったように思います。ちなみに次女は私につわりがなかったと聞いて、大変驚いていました。やはり妊娠すると必ずつわりに苦しむものだと思っていたそうです。

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