以前こんな記事を書いたことがありました。
私がよく読んでいるブログに「ブログ村のランキングに直結するバナーが設置してある場合、それをクリックするのが礼儀でクリックしない人は読み逃げと言われても仕方がない」という考えが書かれていました。私としては「読み逃げ」と言われるのは不満でしたから、反発する思いを書いたのでした。
勇気を奮ってクリックをしてみたが
反発するなら、そのブログを訪問しなければ良いのですが、記事のタイトルなどを目にすると、どうしても読みたくなってしまうのです。タイトルだけで選ぶと、たまたまそのブログだったということが何度もありました。
読み逃げと言われることに反発しながらも、何度も読んでしまうわけです。私も滅多にしないバナーのクリックをするときかもしれない、と思いました。そのブログを運営している女性は、バナーをクリックすると良い運気が巡るように設定しているとも言っていたため、かえってドキドキしてしまいましたが、勇気を奮ってクリックをしてみました。
私がクリックしたことで、そのブログにはPVポイントが加算されました。それで私の勝手な感想ですが、どうやらその女性はPVポイントがもっと欲しかったようです。
やはり裏事情があったのかも
にほんブログ村のポイントには3種類あります。INポイント、OUTポイント、そしてPVポイントです。
にほんブログ村に参加しているブログを読んで、ブログ内のバナーをクリックすると入るのがINポイント、ブログ村の中から気に入ったブログへ訪問すると入るのがOUTポイントです。ブログ村とは関係なしにブログ記事を読むと入るのがPV(ページビュー:ページが表示されたことによって生じる)ポイントです。
私がバナーをクリックしたブログはIN・OUTともにとてもポイント数が多かったのですが、それに比べるとPVポイントが少なく、不釣り合いだという印象を受けました。女性はこの不釣り合いを正し、順位を上げるために、バナーをクリックしないでブログを読む人のことを読み逃げと表現したのかもしれません。
そうすれば私のような少し抜けている人間が、びっくりしてバナーをクリックしようと考えるのでしょう。気づいてみれば、なぁ~んだというようなことですね。しかし、読み逃げというちょっと穏やかでない表現にも隠れた事情があったのだと思うと、かえってホッとしたような気もします。
バナーをクリックしなくても応援はできる
でも、もう当分そのブログのバナーをクリックするつもりはありません。やはりブログは気軽に楽しめる存在であって欲しいです。別にクリックしたところで懐が痛むわけではありませんが、読み逃げと言われないためにクリックしなくては…などと考えるのでは、気軽に楽しめるとは言えません。
応援の方法は人それぞれで、必ずしもクリックをしなくても良いと思います。私のブログはまあ、読者の少ない弱小ブログですが、たま~に延々と何ページにも渡って誰かが読んでくれたのだとわかるときがあります。
記事の一覧の横に数字の「1」が並んでいるのを見ただけで、とても応援してもらった気持ちになります。誰かが飽きずに遡って記事を読んでくれている、これが一番の応援であると思います。
しかし、読み逃げにこだわる私も結構怖いな…別に女性も、私に向けて記事を書いたわけではないでしょうし。ちなみに良い運気が巡るように設定されているバナーでしたが、クリックしても何も変化はありませんでした。う~ん、心が穢れているのかな。