一家全員集合の終わり

家族 コロナ

昨日夫の職場から連絡があり、5月1日から出社してくださいといわれました。夫の職場はゴルフ場で、5月いっぱいは営業自粛の予定ですが、芝生は手入れが必要です。普段より勤務時間は短いですが、コース管理課で芝刈りなどが主な仕事の夫は復帰できることになりました。

体調が悪いからトラブルがなかった!

夫の発熱のために、自宅待機となっていた長女も同じ5月1日から、出社できるようになりました。ずっと続くと覚悟をしていた一家全員集合は2週間あまりで終わることになりました。

それでも一家全員が2週間、ほぼ外出もせずに同じ屋根の下で生活をしたのは、初めての体験でした。もっとトラブルが起こるかと思っていましたが、大したことにはならなかったので、ホッとしています。

大したことにならなかったのは、夫と私の体調が悪かったからだと思います。2人とも普段は言い争いが多く、すぐにケンカになっていましたが、今回は静かなものでした。元気がなければケンカはできないことがよくわかりました。体調が悪いときは、自分のことだけで精一杯です。人のことを気にする余裕はありません。

夫の変化

普段夫は職場や仕事に対して、文句しかいっていませんでした。自分の給料が安すぎる、自分よりも仕事をしていないヤツが正社員として高い給料をもらっている(夫は準社員です)、というのが主な文句でしたが、この非常事態に十分な休みと普段の給与を保証してくれたことに夫は初めて職場に感謝の念を持ったようです。

夫は普段は仕事に行くのを嫌がり、家でゆっくりしたいといっていましたが、いざそうなると(体調が悪いのも手伝って)、ため息ばかりをついていました。出社してもよいという連絡は、本当に嬉しかったようです。

長女の変化

長女は家に閉じ籠もって運動量が減ったせいか、お腹が減らないといっていました。朝も昼も驚くほど少ししか食べなくなり、これでは長女が病気になってしまうのではないかと心配でした。

やはり普段外に出ている人が、すべてを禁じられるのは体にも心にもよくないようです。今、日本中で長女のような人がたくさんいるのでしょう。何とか規則正しく生活する方法を考えないといけないですね。

次女の変化?

普段家で引きこもっている次女は、一家全員が揃っていることに、落ち着きをなくしていました。家が息苦しい、全員でご飯を食べたくない、などと口にしていました。夫がご飯を全員で食べることにやけにこだわっているので、それに対する反発もあったのかもしれません。

大体子どもとはいえ、20代の半ばになってくると仕事の関係やお付き合いの関係で、それほど親とご飯を食べなくなってくるのではないでしょうか(あくまでも私の経験からすると、ですが)。親とご飯を食べたくない、というのは自然の流れだとは思いますが、夫はそれを許しませんでした。家にいるなら、一緒にご飯を食べるのが、夫にとっては正しい家族なのです。

私としてはご飯を全員で食べようが、バラバラに食べようがどちらでも構いません。本人がよいと思う方でよいのです(ただし、バラバラに食べる場合は自分の食器は洗って欲しいです)。全員が家にいることで、普段は見過ごしている考えの違いがハッキリしたわけです。これをきっかけに、次女も早く自分の進む方向を考えて欲しいです。

私は変化なし?

私は咳ぜんそくと診断されましたが、今は回復しています。体調もほぼ、普段どおりに戻りました。これからまた以前の生活(朝5時に起床、弁当を作る生活)に戻るわけですが、少々不安です。

この2週間というもの、目覚まし時計に起こされない生活を送ってきました。もちろん弁当の心配もありません。考えてみればずいぶんと楽をさせてもらいました。どんなことにも良い面と悪い面があるものです。

もともと私の生活は自粛生活のようなものでした。結局出不精で人付き合いの悪い、専業主婦の私が一番コロナ騒ぎの影響を受けずに済んだのかもしれないと思うと、何だか不思議です。

ブログが支えになった

これからまた、日常生活が延々と続くことになるのでしょう。今はそのありがたみがよくわかります。

夫がコロナに感染したのかと不安なときもありましたが、ブログに書くことで少し冷静になれたような気がします。ブログは私にとって、娯楽の1つであるとともに大きな支えになっているようです。

気持ちも新たに、これからもよろしくお願いします。

タイトルとURLをコピーしました