夫の叔母が亡くなってからまだ2ヶ月ですが、叔父が亡くなり、11月24日が葬儀となりました。
当然、また夫婦2人で参列するため、香典を包まなくてはなりません。我が家の分だけでなく、また弟たちの分まで我が家で負担すると夫は言っています。
弟2人の分まで香典を負担するのはキツイ
確かに叔母のときには弟たちからも香典を包んだことになっていますから、叔父のときにそれをしないとおかしなことになりそうです。夫たちと血が繋がっているのは叔母ですが、その叔母に叔父は好きなだけ夫たちの心配をすることを許してくれました。
叔父と叔母は一緒に夫たちの成長を見守り、心配をしてくれたわけです。そのおかげで夫たちは無事に成長し、今の生活があるとも言えますが、私としては複雑な心境です。
夫が叔母と叔父のために葬儀に参列するのは当然だと思うし、それに私を伴うのも当然でしょう。夫にとって親同然の存在なら、私にとっては姑と舅同然ですから。ですから我が家から香典を包むのも当然です。
ですが、弟たちの分まで我が家で負担するというのは、どうにも納得できません。夫としては弟たちも世話になったのは同じだから、葬儀に参列しなくても、せめて香典くらいは包んで欲しいと思うのでしょう。
そして、叔母と叔父の家族たちに「私たちは決して恩を忘れたわけではありませんよ」と伝えたいのでしょう。ただ、我が家の家計には、その負担が大きすぎるのです。
叔母の葬儀のとき、香典3家族分と生花代金を合わせると10万円を越える出費となりました。もう、我が家の1ヶ月分の生活費に近い金額です。2ヶ月足らずで再び同じくらいの出費を強いられるのは、ちょっと目の前が暗くなる感じです。
弟たちのことは弟たちに任せれば良い
親戚に不幸が起こった時にお金のことで文句を言っても、ケンカになるのは目に見えています。もし逆の立場なら『人が亡くなったときに、お金の話ばかりして、なんて男だ』と私も思うかもしれません。ですから、私は今の時点では夫に何も文句を言っていません。
ただ、今は夫が定年退職したばかりで、収入ががくんと減ったばかりのときです。支出を見直そうと言っていたときだっただけに、弟2人分の香典まで出すという発言にはがっかりしています。
私なら叔父と叔母の息子たちに、素直に訳を話して許しを請うと思います。「こういうわけがあって、弟たちは香典を出せる状態じゃないんだ。あんなに世話になったのに、申し訳ない」こんなふうに言えば良いと思うのですが…と言うか、弟たちが自分でそれを伝えるべきではないでしょうか。
自分ができることを精一杯すれば良いのです。自分の力量以上のことをすると、きっと後でしわ寄せがきます。
夫の『世話になったのに、申し訳ない』と思う気持ちも大切ですが、それはあくまで夫の気持ちです。弟たちには弟たちの気持ちがあるでしょう。それは夫が思うようなものではないかもしれませんが、仕方のないことです。
この気持ちのまま参列します
叔父も叔母も誰かに頼まれて夫たちの心配をしていたわけではありません。香典を出すか出さないかはあまり問題ではないと思うのですが…
何より1度取り繕うようなことをすると、この後もずっと取り繕い続けなくてはならない気がして、すごく嫌です。こんな気持のままで参列するのもすごく嫌です。ただ、叔父と叔母の家と我が家との繋がりもこれでかなり薄いものになるはずです。
だから、今は何も言わず、黙って夫と一緒に参列してくればそれで良いのかな、とも思います。