祭りの山車が事故・どこも他人事ではない?祭りも変わるときに来ているかもしれない

山車曳き 危険 季節

昨日、11月3日に静岡県伊豆の国市のお祭りで山車が横転。山車曳きに参加していた男性が命を落とすという事態になりました。

私はテレビで報道している内容しか知り得ませんが、山車は下り坂で制御不能となり横転。多数の人を巻き込んでしまったようです。現地では山車に不具合があったのでは、と言っている人もいましたが、夫は違うことを言っています。

本当は危険と隣り合わせの山車曳き

木製でも巨大な山車は、下り坂では自身の重みで加速してしまいます。だから、山車本体の後ろ側にロープなどをつけて引っ張り、スピードが出すぎないように調節するのだそうです。これは巨大な山車が加速してしまうと、ブレーキのようなものは備えていますが、いざ止めたくてももう止まらなくなるためです。

現地の山車は前だけにロープがついており、下り坂でもそれを引っ張っていたそうですから、思いの外スピードが出てしまったのではないかと、夫は言っています。現地ではコロナ禍で山車曳きは中止となり、今回は4年ぶりだったということです。

以前の祭りを知っている人がかなり抜けてしまったと取材陣に話していた人もいました。もしかすると、山車曳きに必要な知識を持っている人が祭りに参加していなかったのかもしれません。

山車曳きでの事故は他人事ではない

テレビの報道と夫の話を聞いているうちに、何だか伊豆の国市の自己が他人事とは思えなくなってきました。私が住んでいる地域ではもともと山車曳きは3年に1度しか行いません。それがオリンピックやコロナの関係で、計9年もできませんでした。

今回年齢や体調を考慮して、祭りに参加できなかった人の中には、どうすれば安全に山車曳きができるのかをわかっている人がたくさんいたのです。

若い者だけ(とは言っても50~60代です)で何とか祭りの体裁は整えましたが、安全に対する意識は低かったと思います。

その証拠に祭りの当日は朝、激しい雨が降りましたが、昼前には晴れてくるという予報でした。それをアテにして「何とか午後だけでも山車曳きができないか」という意見がかなりしつこくあったそうです。

こんな意見が出るのは、雨で濡れた路面で山車が滑ってしまったら大変なことになると考えなかった人がいた証拠です(私もそこまでは考えなかったです)。そのときは半ば強引に「朝、これだけ雨が降っているんだから、無理して山車曳きをすることは危険だ」と言ってくれる人がいたため、山車曳きは中止になりました(祭りに関わる人たちはケンカになったそうですが)。

もし、山車曳きをするという意見に流されてしまったら、私が住んでいる地域でも何が起こったかわかりません。

祭りについても考えるとき

世代から世代へと継承されることがなかった祭りは、たとえ形だけを整えたところで、どこか不完全でいびつなものなのかもしれません。そのいびつさ故に大きな事故を起こしてしまったとしたら、本当に恐ろしいです。

ケガをした方も怖かったでしょうが、亡くなった方は帰ってきません。私たちは普段、人からものを教わることに慣れていません。教えるのが面倒、教わるのがきゅうくつで嫌と考える人も多いでしょう。

大抵のことはネットで検索すればわかるようになっていますが、こと安全に関することは、ちゃんと上の世代から継承してもらわなくてはいけないように思います。

もし、それが嫌なら大きな冒険はしないことです。大きなリスクを伴う山車曳きをやらないという選択もありえます。夫はよくこんなことを言っています

無理に曳き廻しをしなくても、山車を神社に据えてお囃子の演奏をすれば、十分に祭りの気分を味わえると思うよ。これなら危険は最小限だし、山車もムダにならない。曳き廻しをするなら、山車にかかわるすべての人が保険に入るくらいの気を使わないとダメだよ。

現在は高齢化社会と言われています。それが終わったとき、お祭りも変化せざるを得ないような気がします。今が考えるときなのではないでしょうか。無理せず、できる範囲でやっていくのは決して恥ずかしいことではないはずです。

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