自治会はこれからも存続するのか?存続してもしなくてしても、考えるべきことは山積み!

自治会 ゴミ捨て 生活

最近、いろいろな方のブログで自治会が崩壊している、という内容の記事を見かけます。私が住んでいる市でも自治会がなくなった地区がたくさんあるそうです。

ゴミ捨て以外にも困ることが…

自治会がなくなるとまず困るのでは?と考えつくのは、ゴミ捨てだと思います。ゴミ集積所は自治会の班で管理していることが多いため、自治会に入っていない人はゴミ捨てを断られる場合があるそうです。

しかし、大体の地域ではゴミ集積所の管理は自治会で行っても、ゴミの収集自体は市や町である自治体が行っています。だから自治会さえ納得すれば、ゴミは捨てられます。

現に私が住んでいる地区では、ごみ集積所の掃除当番を担うこととゴミ集積所の管理費としていくらかを支払うことで、自治会に入っていない人もゴミを捨てています。

それでは自治会に入っていないと困ることは他にないのでしょうか。私にはいくつか不安な点があります。例えば、地域内の街灯、あれは自治会で管理をしています。街灯が消えているときに、自治会に連絡すると担当者が決まっていて、ちゃんと街灯の蛍光灯を替えてくれるのです。

自治会がなくなってしまうと、そういった小さな困りごとをすべて役所に言うしかなくなるのではないかと不安です。今まではすぐに対応してもらえたことが、何日もかかるのではないかと思います(お役所仕事への偏見があるかも…)。

自治会がなければ災害時もより不安が大きくなるでしょう。現在は年に1回防災訓練を行っており、そのときに安否確認もしています。

自治会の班長は班員たちの家族構成まで把握していますから(自宅のごく近所の人たちなので、昔から知り合いだからです)、取りこぼしはないはずです。そんなに助けてもらうことを期待しているわけではありませんが、少なくとも忘れ去られて置き去り、ということはないのではないでしょうか。

自治会がなくなるなら、自治体が頑張って!

自治会がなくなるなら、それでも仕方がないと思いますが、それなら自治体(つまりお役所)がもっと頑張って欲しいです。市民の小さな困りごとにもっと素早く真摯に向き合う仕組みを作って欲しい。

私が住んでいる地区では、自治会とお役所は関係がないそうです。関係がないから指導や注意もしませんし、何か問題が起こったら、市民同士で話し合って解決して欲しいと言っています。負担はかけるけど、実質自分たちは何もしないのは、大変おかしな話ではないでしょうか。

もともと、お役所がやるべきことまで、市民に丸投げをしているから、自治会の負担が大きくなり、自治会に入りたくないと考える人が増えたような気がします。例えば私が住んでいる地区で、市の広報誌を配布するのは自治会の班長の役目です。

市から市民に連絡をしたいなら、市民に頼らずとももっと別の方法を取ることもできるでしょう。数々の行事を見直すことも必要です。

中途半端な今が一番ダメ!

自治会をなくすのか、残すのかでやるべきことは違ってきます。今のような中途半端な状態では結局、人の良い人が馬鹿を見るような気がします。

お金さえ払えば、ゴミは捨てられるし役員はやらなくて良い、そんな馬鹿な話はありません。確かに蛍光灯の取替もゴミ捨て場の維持管理も、お金が必要なことではあります。

しかし、お金は勝手に仕事をしてくれません。そのお金を使って、仕事をする人間(つまり役員)が必要です。今役員をする人はお金はあっても、人手がない状態で活動しなくてはなりません。

それなのに、自治会に入らない人は必要経費を払っているという自覚があるため、何の後ろめたさもないのです。今のままでは、そのうちみんながお金を出しても、それを使って仕事をする人がいなくなるでしょう。

私が住んでいる地区もゴミ集積場所は壊れ、街灯が消えて真っ暗になっているかもしれませんね。

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