私も靴を揃えない子どもだった!靴を揃えることの意味を教えてくれた大人のおかげで変化が!

玄関 靴 揃える 生活

こんな記事を読みました。夫が玄関に脱いだ靴を全く揃えてくれないため、結婚してから33年間自分が揃えてきたが嫌になったという内容です。

私も靴を揃えなかった

子ども時代の私は靴を揃えていませんでした。もちろん母からは何度も揃えるように言われましたが、全く意に介しませんでした。弟も同様だったと思います。

今思うと、実家は昭和時代の団地で、玄関は狭かったです。現在の我が家の玄関の半分もなかったと思います。そこに子どもの汚い靴が散乱しているわけですから、母が文句を言うのは当然だったでしょう。

次に外に出るとき、脱ぎっぱなしの靴では履きにくいでしょう、とも言われました。確かに、靴を脱いだときにきちんと揃えれば(つま先を外の方向に向けていれば)、靴を履いてそのまま外に出ることができます。

当時の私は靴を脱いだときに揃えるのも、外に出ていくときに靴の向きを変えるのも同じひと手間だから、脱いだときにどうしても靴を揃える必要はない、必要なら外に出るときに向きを変えれば十分だという理屈を持っていました。

しかも外に出るときにはお尻を玄関に向けたまま、靴を履いていましたから、もう靴を揃えることなど忘れ果てていたのです。

隣の部屋の住人に一括されて

しかし、この玄関に対して一括をした人がいます。それは隣の部屋の住人で、母より少し年上の女性でした(この人も2人の子どもを育てる母親だったのです)。

こんなに靴が散乱している玄関では、もし火事があったときにすぐに外に避難できないよ!靴を揃えるのは、すぐに自分が外に出るためには大切なの。命を守ると思って靴を揃えなさい。

この人はこのような内容のことをかなり強めに言いました。靴を揃えることに、意味があるとは思いもよらなかった私にはかなり強く響いたのを覚えています。

もちろん、この言葉が直ぐに効果を表したわけではありませんが、今私はごく普通に靴を揃えるようになっています。

今は平和だ

ですが、私が靴を揃えると言っても、いつも目を光らせているわけではありません。大体、玄関のたたきを拭くときに揃えるくらいです。そのときに、玄関に出ている靴は下駄箱にしまうことも多いです。

玄関に靴がたくさん出ていると、どんなに掃除をしても汚く見えるからです。靴の数が少なければ、多少揃っていなくても別に私は気になりません。私が靴をしまうことで、家族はわざわざ靴を出す一手間をかけなくてはならないですが、これで家族と私はお互い様の立場になると思っています。

靴のことに対しては、少しずつお互いに我慢をしているため、我が家は平和だと言うわけです。

あのとき(50年ほど前です)本気で一括してくれた隣の住人は今、どうしているでしょう。私の母が亡くなってもう10年近くになりますから、この世にはいないのかもしれませんが、今でも私があのときのことを覚えていると言ったら、驚かれるかもしれませんね。

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