今年、本格的に暑くなる前に次女の部屋の暑さ対策を行いました。次女の部屋は2階の一番西側にあるため、西日がきつくて夏の午後3時頃からは耐え難いほどの暑さになります。
昨年はエアコンが全く効かない状態となり、電気店に連絡、点検をしてもらいましたが、エアコンは壊れていないとのこと。室外機が熱くなっていることが原因だろうと言われました。
それで今年は冷房シーズンの前にエアコンのクリーニングを行いました。更に室外機のカバーを夫が制作、暑くなる前に取り付け、部屋に入る日光を遮るために窓にサンシェードを取り付けたのです。草刈りシーズンに入ると他のことには気が回らなくなる夫が、とても頑張ってくれたのですが…。
夫が工夫してサンシェードをつけてくれたが
次女の部屋の窓はベランダがあるわけではないので、サンシェードをどのようにつけたら良いのかが問題でした。夫と一緒にホームセンターでいろいろと見て回りましたが、サンシェードの類は皆1階の窓につけるのが前提のようでした。
夫はすだれをかけたときのように、ただサンシェードを窓の外に垂らすだけだと、かえって風通しが悪くなると思ったようです。
窓にもともとついているシャッターボックスにサンシェードを固定(夫は2階まで届くはしごに乗って作業をしました)、下の端についているおもりを固定するための紐を延長して1階に届かせ、窓とサンシェードの隙間を保ったまま取り付けることに成功したのです。
家の良い目隠しにもなるし、良かったと思っていましたが、取り付けから3日後、強い風が吹きました。我が家がある地域ではとても風が強く、群馬県(からっ風で有名ですね)から訪れた人が「ここら辺も風がひどいんですね」と言うほどです。
この強風でサンシェードを固定するために使っていた金属製の突っ張り棒がポキンと折れてしまったのです。
次女はわかってくれたようだ
サンシェードはそんなに高額な品物ではありません。しかし、突っ張り棒(ちゃんとサンシェード用を買いました)やおもりなども一緒に買ったのです。1年間使うならまだしも、数日でお払い箱になるとは、高い買い物でした。私もですが、夫はもっとがっかりしたようです。
「あ~、金が全部ムダになった…」と嘆いていましたが、後から次女がこんなことを言っていました。
お金もムダになったかもしれないけど、私としてはパパがあんなに高いはしごに乗って作業をしてくれたその手間を思うと…本当に残念だし、何だか申し訳ないよ。
結局、本当に西日がきついときは別の部屋に移るから、この件に関してはもういいのだと言うことになりました。残念ではありますが、次女がちゃんと夫の手間がかかっていることを理解して、労いの言葉を発したのは嬉しいことです。
夫に直接言ってあげればもっと良かったのに、と思いますが。
夫の人生は報われないのか?
それにしても、自分の工夫で自宅を快適にできる人って、素晴らしいと思います。夫は決して不器用ではありませんが、なぜか夫のやったことは報われないことが多いです。やはりちょっとした家のことでもセンスが必要と言うことでしょうか。
一生懸命にやっているのに報われない、これは夫の人生においていろいろなことに当てはまるような気がします。考えるだけでもがっかりしますが、それをわかってくれる人(今回なら次女)もいるわけです。
きっと悪いことばかりではないと思いたいです。