もう7~8年前からドライアイのために眼科に通院しています。
以前は1ヶ月に1度の通院、その度に2~3時間の待ち時間が発生。そして点眼は3種類の点眼薬を1日4回、しかも点眼の後は5分ほどあけなくてはならなかったので、負担が大きかったです。
今は3~4ヶ月に1度の通院で済むようになり、その上新しくできた点眼薬は1日3回の点眼になったので、ずいぶん負担が軽くなりました。
点眼薬がない?
ところが昨日の診察のとき、医師が「今まで使っていた点眼薬(ジクアスLXという)ね、入ってこなくなっちゃったから、前に使っていたものを処方します」と言います。
前に使っていたものをそのまま処方してくれるわけではなく、ジェネリック薬品を処方すると言われ(それは値段が安くなるから別に構いませんが)、点数も制限されるので以前のようには渡せないのだと言われました。
普段なら4ヶ月分で8本の点眼薬を購入できますが、昨日は6本しか処方されませんでした。
原因は自主回収?
自宅に帰ってから、なぜジクアスLXが入ってこないのかを調べてみると、添加されている防腐剤の濃度が基準に達していないため(手元の点眼薬は使って大丈夫だそうです)自主回収をしているとのことでした。
自主回収が始まったのが5月のことです。7月になった現在でも、ジクアスLXが入ってきていないわけですから、ドライアイ用の点眼薬は品薄状態が続くのかもしれません。
入ってこない点眼薬はジクアスLX1つだけでも、それを使っていた患者さんが代替え品を求めます。ドミノ倒しのように他の点眼薬も品薄になり、昨日の私のように欲しいだけ処方してもらえなくなるのでしょう。
不安な気持ちもあるけど
何かが品薄になったら、あるもので凌ぐ、少ないものを分け合うなどの工夫が必要です。私も購入できる点眼薬が少ないと言って、文句は言えません。それでも、これがいつまで続くんだろう、他の点眼薬もなくなってしまったらどうしよう、などと考えてしまいます。
何か不安な嫌な気持ちですが、良いこともありました。昨日はものすごく暑かったせいか、どうせ点眼薬がないと思うからか、眼科のクリニックが今までにないほど空いていました。
いつもこれくらいなら、通院も苦にならないのに…と思わずにはいられませんでした。でも、どんな薬も安定して供給される方が良いですね。早く状況が改善して欲しいです。