減酒や断酒、一番つらい時期とは?挫折を怖がらないで良い理由とは?私の経験をお伝えします

酒 飲まなくても眠れる 生活

この数週間、酒を飲まない生活を始めています。

こちらの記事には、自分の意志で飲酒を週に1度まで減らしていたので、意外に平気だと書いています。今までも1ヶ月くらいなら酒を飲まないでも特に変わりがないことを自分でもわかっています。

私が一番辛かったのは…

週に2~3度は飲んでいた酒を週に1度に減らすときも、思っていたよりも辛くありませんでした。私が一番辛いと感じたのは毎日飲んでいた(休肝日などというものはありませんでした)酒を週に2~3度にしようとしたときだったのです。

これは一見無理がない目標のように思えます。実際に私も『これくらいは大丈夫。これが我慢出来ないなら、まるでアルコール依存症みたいだよね』と思っていたのです。

しかし、私は初日にあっけなく飲酒をしてしまいました。今日は飲酒をしないぞ、と思った当日の夜。私は手持ち無沙汰で、どう過ごしてよいかわからなくなりました。今まで飲酒に費やしていた時間に、代わりに何をすれば良いかがわからなかったのです。

しかたがないので早めに布団に入りましたが、イライラして寝付けません。結局もう一度起き出して酒を飲んでしまったのです。当時は午後11時に就寝していましたが、その日布団に入ったのは10時前だったと思います。

きっとしばらく布団の中にいれば寝付くことができたのだと思いますが、『明日も朝早いのに、このまま寝付けなかったらどうしよう』と考えてしまいました。寝不足になるよりは、たとえ身体に少々悪くても酒を飲んだ方が良いのだという都合の良い考えに囚われてしまったのです。

我慢の日々は長くはなかった

ただ、このままでは元の木阿弥だと思った私は、次の日からはひたすら我慢しました。

夕食を少し多めに食べて、寝る前に何か飲んだり食べたりしたくならないようにしたり(それまでは寝る前に酒を飲むため、夕食の量を控えめにしていたのです)、ノンアルコール飲料を飲んで気を紛らわしたりしました。

我慢の日々は長くは続かず(多分1週間程度だったと思います)、気付けば酒の力を借りなくても普通に眠れるようになっていました。私は子どもの頃から寝付きが悪く、布団に入って1時間眠れないというのはごく普通のことでした。

大人になってからはそれが嫌で寝る前に酒を飲んでいたフシもあります。酒のおかげで眠れていると思っていましたが、それこそが思い込みだったのでしょう。

私が酒を減らそうと思った当日に飲酒をしてしまったことは、はっきり言って挫折です。よく三日坊主と言いますが、私の場合1日も経っていないのです。夫にも「無理なことはやめた方が良いんじゃない?」と言われました。

そこで私がもう無理だ、私には減酒すらできないから、断酒なんて一生できないんだと考えていたら、どうなっていたでしょう。今でも毎日飲酒をして、身体に悪影響が出ていたかもしれません。

今は、酒を減らしていて良かったと思う

私は一昨年橋本病であることがわかり、治療を始めています。飲酒と橋本病は別に関係がないかもしれませんが、治療に際しては、毎日酒を飲む習慣からは脱していて良かったと思っています。

大体、病気を抱えているのに(と言うほど具合が悪いわけではありませんが)、身体に良くないだろうな~、と思いながら酒を飲んでも、美味しくないに決まっています。

私は悪い習慣をやめるときに、挫折をしても気にせずにそこからもう一度始めれば良いのだと思っています。実際にこのブログにもそんなことを数回書いているような気がします。

それは酒を減らしてきた経験から私が常に思ってきたことです。辛いときは長く続かない、挫折をしてもまた始めれば良い、これってどんなときにも当てはまることではないでしょうか。

これがわかったのはかつて酒を飲んでいたおかげと考えれば、どんな経験にもムダはないと言うことになりますね。まあ、本当にこの先酒を飲まない生活が続けられるのかはわからないですけど…挫折したって、酒を飲まない生活を一定期間送れた事実は消えません。

挫折してもまた始めるぞ!と思っていれば良いのではないでしょうか。これ、誰かの参考になるといいな~。

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