土地を更地に戻したい!そんな時に夫に助けの手が差しのべられて、少しだけ気持ちが明るくなった

フェンス大切 生活

とうとう土地を売ることになった夫の弟。土地は我が家の近所にあるため、夫がずっと草刈りなどの管理をしてきました。

土地はずっと空き地になっており、一時期隣の家の住人に家庭菜園として無料で使ってもらっていました。たとえ賃料は取れなくても、貸している間だけは草刈りの心配はないからです。ところが、隣の家の住人は、畑の周りにしだれ桃や金柑の木を植えたまま亡くなってしまったのです。

最初は大したことじゃないと思っていたが

そんなに太い木ではなかったため、土地を売ることが決まっても、最初は夫もそれほど気にしていませんでした。これくらいの木はすぐに切れると思ったのでしょう。しかし、実際に話しを進めると、切るだけではダメで、根ごと引き抜かなくてはいけないとわかったのです。

夫は根を引き抜くには重機が必要だと言います。我が家に重機はありませんから、業者に頼まなくてはなりません。そんなときに、一緒に役員をやっている仲間の一人が土木の仕事をしているとわかったのです。

それが先日、夫がトラブルに遭遇した飲み会のときです。

その仲間はなんと、それぐらいのことは無料でやってやるよと言ったのだそうです。私は夫がその仲間との話に夢中で、周りで何が起こっているか、まったく気が付かなかったと聞いたとき、ずいぶんと呆れました。

『これだから酒飲みはダメだ…』とまで思ったのですが、まあ、こんなうまい話を聞いたら、夢中になるのもわかるような気がしました。

結局、無料はまずいだろうということで、職人さんの日当はいくらくらいかと考えてお礼をさせてもらいました。それとビールなどの差し入れも。こういうことは私は気が付かないので、夫が考えてやってくれて良かったです。

ずっと空き地にしておくのはトラブルのもと?

もと畑だった土地はあっという間に何もない更地になりました。ちゃんと売れるまではまだいろいろと気に病むこともあるでしょうが、助けてくれる人もいるのだと思うと、気持ちが明るくなるようです(多分夫も)。

実は土地には、木だけでなく隣の家の工作物(コンクリートの台に鉄柱が立ったもの)がそのままになっていたそうです。それも一気に片付けることができたので、夫はとてもホッとしたようでした(やはりプロの仕事は違います)。

隣の家の人に悪気があったとは思いません。すごく謝ってくれて、こちらも恐縮しました。

いつまでも空き地のままで放って置かれている土地は、誰かのものだという意識が薄れてしまうのでしょう。隣の家の敷地にはみ出してまで、自分の家の塀を建てる人は少ないでしょうが、隣が空き地なら私も油断してしまいそうです。

夫も「いくら草刈りをしていても、空き地のままいつまでも土地を放って置いたのは本当に良くないな…」と言っています。せめてフェンスだけでも作っておけば、隣の住人も不用意にはみ出すことはなかったかもしれません。

そうしたら、隣の住人もわざわざ我が家に謝らずに済んだのです。

いつまでも不安は尽きない?

ただ、空き地のままにせずに土地を売ったら、売った相手が土地をどうするかまではわかりません。もし、近隣の住民にとって迷惑なことになったら…と考えると不安になります。

結局、どこまで行っても不安は尽きないのかもしれませんね。不要な土地をそのままにして亡くなり、家族や近隣の人たちに迷惑をかけるよりは良いと信じて、私たちはこのまま進むしかありませんが…

まだ、更地に戻しただけです。これから測量もしなくてはならないし、先は長いです。そして、これは弟の土地であって、我が家の土地もこれから中にどれだけの廃棄物が埋まっているかを調べて、それが解決してから測量しなくてはいけません。

いやあ、本当に大変です。我が家の土地なんて、埋まっているもの次第では、こちらがお金を支払わなくてはならないのです。繰り返しになりますが、そのままにして私たちが亡くなるよりは今、何とかするしかないと信じて進みます。

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