昨日の台風は大したことがなくて、まあ、良かったと思っていました。今日も雨が降るのだと天気予報では言っていましたが、4時半に起床したときは止んでいたのです。
夫が出勤するときは薄っすらと日が差していて、すっかり油断をしていました。ごみ捨てと回覧板をご近所さんにまわすのに、傘も持たずに出かけたのです。
いきなり土砂降り
ゴミ集積場は我が家の敷地内にあるし、たとえ天気が怪しくてもいちいち傘を持って行こうとは思いません。ところが、ゴミを出し、回覧板をまわして帰宅したら5分と経たずに雨が降ってきたのです。
それも降り始めのポツポツ…ではなく、いきなりかなり激しい降り方です。現在は風と相まってかなりの勢い。窓ガラスには激しく吹き付けた雨粒が模様を作っています。私、あと数分ゴミ捨てに出るのがずれていたら、全身ずぶ濡れになっていたでしょう。
1日中、家にいる専業主婦なのに、全身ずぶ濡れの憂き目にあっていたかもしれないと思うと、いやあ助かったなと実感せずにはいられませんでした。
最近はよくニュース番組内などで、突然の豪雨にあってずぶ濡れになった人が登場します。
それを見る度に夫は「なんで最近の人はずぶ濡れで平気であるくんだろうね~。雨宿りって言葉を知らないのか」などと言っていますが、そんなことを言っている暇もないほど、最近の雨はあっという間に土砂降りになります。
一気にずぶ濡れになるのだったら、もうそのまま目的地に行ってしまえと思う人が多いように思うのですが、どうでしょうか。大体、外で雨宿りをしたとして、一体どれくらいの時間を待っていれば良いのか…
もう、日本のお天気はすっかり変わってしまったのだと、認識を改めるしかないような気がします。
刻一刻、日本の気象は変わっている
そういえば、我が家の娘たち(32歳と28歳)でさえ、自分たちが子どもだったころと今ではまったく暑さが違う…と言っています。長女は、小学生の頃は夏休みに外で遊ぼう、ということになっても、それほど無茶だとは思わなかったと言っています。
まあ子どもだったから元気だったのかもしれませんが、次女などは高校生の頃だって、こんなに暑くなかったと言っています。
我が家は長らく娘たちの部屋にエアコンがありませんでした。やっとエアコンを取り付けたとき、次女はすでに高校生になっていましたから、やはりこの数年で暑さは深刻化したのではないでしょうか。
結婚してからの夏は、ずっと暑さの記録更新といった感じでした。まだ娘たちが幼児だったころ(25年くらい前)、夫の叔母がパート先の養鶏場で鶏が次々に死んでいる、と言っていたことがありました(夫の叔母のことはよく記事にしていました↓)。
そのとき叔母は「暑いせいで鶏が死んでいるのだから、年寄りや子どもは気を付けないといけない」と何度も言っていました(当時は夫の祖母がまだ存命だったため)。記録更新はまだまだ続くのでしょうか。
もう30年以上も暑さの記録更新に立ち会っているのに、それでもまだ私や夫は昭和の時代の常識が抜けれません。エアコンばかりつかっていると体に悪いとか、一雨降れば涼しくなるとか、夜は自然の風を入れた方が良いとか…
他のことならいざ知らず、こと暑さにかんしてだけはアップデートを怠ると、命の危険を伴います。まずは日本の気象は変わってしまったのだと受け入れるところから始めないといけません。受けれないと、新しい常識は身につかないと思うから。


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