今、NHKで「しあわせは食べて寝て待て」というタイトルのドラマを放送しています。文句ばかり言っている夫が「このドラマはなかなかいいんだよ」と言うので、一緒に見始めました。
ドラマの主人公・麦巻さとこは一生付き合わなくてはならない病気になって、仕事も住まいも変えることになりましたが、薬膳と出会って徐々に人生が良い方向に回りだしていきます。
体力のない麦巻さんを見ているうちに…
一生付き合わなくてはならない病気とはどうやら膠原病のようです。膠原病については何も知らない私ですが、麦巻さんはまだ若いにもかかわらず、かなり体力が衰えていることだけはわかります。団地の5階まで上るのに、ハァハァと息を切らしていたのです。
ドラマだからわかりやすく描いているんだろう、と思いながら見ていましたが、同時に『本当にこんなに体力がなくなってしまうのか、怖いな…』とも思いました。そしてふと、『私は大丈夫なんだろうか?』という疑問が頭をもたげてきたのです。
それで、この1週間ほど散歩をしているのですが、これが疲れるのです。40代の頃、私はそれこそ毎日散歩をしており、1日の歩数は1万歩を超える日が多かったです。
だから、最初は疲れても、数日すれば身体も慣れるだろうと思っていましたが、全然慣れません。
麦巻さんのことを笑えない私
もちろん今の私は60代になっており、あの頃とは体力も違うのだろうということはわかります。
私は今、別に無理をしているわけではなく、家の中で動いている分と散歩の分で、合わせて7000歩ほどを歩こうとしているだけです。昨日はちょっと欲張って8000歩ほど歩いたら、今日はもう朝から疲れているわけです。
これは由々しき事態なのではなかろうか、と今は思っています。私は橋本病の他に骨粗しょう症でもありますが、医師からは1日15分でも良いので散歩をするようにと勧められています。今のままの体力では、毎日15分の散歩をするのも大変かもしれません。
昔、散歩をするのをやめてしまった私
私はもともと1度決めたら、毎日それをしないと気がすまないところがあります。以前散歩をしていたときは、毎日必ず散歩をして、決めた歩数を歩き切るのだと頑張っていました。そうすれば体力がつく、体力がつけば良いことが必ずあるはずだと思っていたのかもしれません。
ただ、そんな感じでやっていると、できないときに気持ちがすごく落ちてしまいます。そうして『ああ、できない。もうダメだ。散歩もやめてしまおう』と思い、いつしかまったくしなくなってしまったのです。
まあ、散歩をしなくなったのには、他にもいくつか理由があります。股関節に痛みが出たこと、散歩をしていても、骨密度が低いと言われたこと、外に出るたびに近所の人につかまることなどです。
とにかく、こんなことで歩くことから遠ざかっていた私ですが、テレビ画面の中の麦巻さんのおかげでまた歩く気力を取り戻したようです。骨密度のためにも何とか散歩を続けたいです。
今回は細く長く続けたい
今回は散歩をしない日があっても、それを否定しないようにするつもりです。散歩をしない日があっても、次にすれば良いのだと思えるようになりたいです。そうすれば、長続きするのではないかな?
雨の日だってあるし、なにがなんでも毎日散歩をするのは、ちょっと現実的ではありませんよね。
それから、河川敷が整備されて、とても歩きやすい道ができているのを発見しました。歩きやすいだけでなく、見通しも良くて、歩いていて気持ちが良い道です。そこならご近所さんにつかまって、いちいち「どこへ行くの?」とか「なんで毎日歩いているの?」などと聞かれることもありません。
歩くのに適した道があるって、きっと散歩を続ける力になるはずです。これからたくさん利用したいと思います。でも、これから暑くなるとどうかな~?少々不安です。


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