通院に迷うとき、どうする?

迷う人 コロナ

今朝の新聞で歯医者の診療を自分でキャンセルした人の投書が載っていました。新型コロナウイルスへの感染を心配してのことでしたが、果たしてこれでよかったのかと迷う気持ちが伝わってくるような投書でした。

急ではないけど気になること

そんなに急を要するとは思わなくても、気になることは誰にでもあるはずです。今はそれほど痛まなくても、放っておけば虫歯はひどくなり、取り返しがつかない状態になるかもしれません。

虫歯以外の症状を抱える人も、普段何事もなく過ごせるのは、通院を欠かさないからかもしれません。でも、何をしても感染のリスクがあると考えてしまう今日この頃では病院という場所に近づくのも怖くなってしまいます。

コロナ騒ぎがいつ終わるのか、ハッキリとわかっていればその日まで待とうと思えますが、今の状況では事態収束の見通しすら立っていません。

実は私も歯の詰め物が取れてしまい歯科医の予約を取っていました。しかし、来週は診療だというときに、歯科医から診療をキャンセルさせてください、と連絡が入りました。自分ではどうしたらよいかと迷っていても、相手から働きかけがあればスムーズにどうするかが決められました。私はかえってラッキーだったのかもしれません。

決めたいことを天秤にかけよう

自分に選択肢があると、決めた後でも別の選択肢のことが気になって後悔することが多いようです。だから、誰かに決めてもらいたいと考える人も多いのでしょう。でも、コロナに関することは、その場で選択肢を天秤にかけるしかないように思います。そして自分にとって重要な方を取るのだと決めておくのです。

先程の歯科医をキャンセルしたことが気になる人は、コロナと自分の歯を天秤にかけました。それほど歯が痛くないから、今回はコロナに感染しない方をその人は選んだのでしょう。その選択を大切に考えるべきです。

もし我慢できないほど歯が痛いなら、自分の歯の方が重要になります。私にも経験がありますが、本当に歯が痛いなら診療予約などと悠長なことはいっていられません(私はかつて歯が割れたことがあります。本当に痛くて、その日のうちに神経を抜いてもらいました)。その日のうちに何とか診てくれ、と歯科医に要求するはずです。

感染の危険は変わらないですが、自分にとって重要な方を選ぶのは仕方のないことで、それこそが不要不急ではない事態です。

この機会に決断できる人になれるかも?

とはいうものの、自分で決断を下すのは、とても疲れることに違いありません。世の中には決断疲れなる言葉もあるくらいです。

私はドライアイで定期的に眼科にも通院していますが、そちらはどうするべきかまだ決めかねています。眼科はどこでもとても混んでいて、ソーシャルディスタンスを保つというわけにいきません。今回はドラッグストアで目薬を買ってしのごうか、と迷っています。

でも、眼科でもらう目薬が一番効果的な気がしているんですよね…
コロナ騒ぎのおかげで、私たちは自分で決断ができるように成長できるかもしれません。これで人間的に成長できる、そうでも考えないともうやってられません。

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