私は毎日のように食品用ラップを使っています。残り物を保存したいときは、密閉容器を使ったりしていますが、炊いたご飯を保存するときは食品用ラップが適していると思っています(温めたときに美味しいと思う)。
夫の仕事が休みの日は、午前11時ごろに昼食をとるので、冷蔵庫にご飯が入っていると便利なのです。ご飯を包むだけでも、結構な量のラップを消費します。
最初のうちはしっかりした厚手のラップの方が保存性も良いような気がして、サランラップやクレラップなどを使うようにしていました。
有名メーカーのラップはお高いから代わりに…
ただ、これらのメーカーのラップ、良い商品ですが値段も高い。私は幅30㎝のスタンダードなものを使っていますから、50mで400円以上の出費になります。で、最近気が付きました。安いラップもちゃんと売っているではありませんか。
もちろん、ラップやサランラップとクレラップだけでなく、以前から別のメーカーのものも売っています。若いころ(30年近く前です)には数回使ったことがありましたが、薄くてペラペラ。子どもが使うときはうまく切れないことがあり、使うのを断念した覚えがあります。
ただ、娘たちももうアラサーです。いくら何でも薄いラップが切れない!などと言うことはないでしょう。イオンのプライベートブランドのものを買って使ってみたところ、まあ薄くてペラペラでも何とか使えることがわかりました。
しかも私が買ったペラペラのラップは、無添加ラップだと言うのです。
無添加ラップとは何ぞや
ラップで無添加とはどういうことか?と思いましたが、もともとラップは原材料のポリ塩化ビニリデンやポリエチレンに柔軟剤や安定剤を添加して作られているものが多いそうです。
ラップを柔らかくして食器にくっつきやすくするために、添加物を使っているわけですね。ラップって別に直接体の中に入りませんが、食品に密着することも多いし、たまには食品が直に触れたところが溶けたりすることも…
添加物が入っていないものが多少なりとも安く買えるなら、無添加ラップを選ぶのも良いな~、と思いました。それにサランラップやクレラップも、すごく使い良かったわけではありません。
これらのラップもどうしてもくっつかない食器がありました。そんなときは食器全体をラップで包んだりしていたのですから、無添加ラップを使ったときも、それほど不便を感じませんでした。
使うときには注意が必要?
無添加ラップは薄くてペラペラなのでご飯を包んだ場合、包みがフニャフニャになります。特に加熱した直後はフニャフニャで扱いにくさを覚えるほどです。そして、ご飯の乾燥が早いようにも感じられました。
こういう特性が無添加ラップにはあるのだと承知していれば、使うのに問題はないと思います。加熱したご飯をレンジから取り出すときは注意するとか、無添加ラップで包んだご飯は早めに使うとかすれば良いのです。
何より、高いラップを遠慮しながら使うよりは、安い無添加ラップを使う方が精神衛生的には良いと思います。今まではまだキレイなラップをポイっと捨てられると『あぁ、もったいない!』と思ってイライラしていました(ケチすぎる?)。
ただ、安いラップがすべて無添加とは限りませんので、買うときはご注意ください。無添加ラップとして有名な「ポリラップ」には姉妹品もありますが、そちらにはちゃんと(?)添加物が入っています。なんでも耐熱性を高めたそうで、耐熱温度はクレラップの上を行く150℃。
『わ~、すごい』と思いましたが、私はもともとラップが溶ける体験をほとんどしたことがありません。これからも耐熱温度が上がった恩恵は感じられそうにありませんが、ラップもちゃんと箱の裏を見て選ぶ時代なのかもしれませんね。


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