我が家のキッチンは広くありません。でも、私1人で料理をするときには、あまり動き回らずに済むので気に入っています。しかし、冷蔵庫をシンクの真後ろに置くしかないので、いろいろと不便なことになっています。
冷蔵庫の前でおしくらまんじゅう状態
今測ったら、冷蔵庫とシンクの間には80cmの空間があります。そして冷蔵庫の扉の幅は約60cmなので、私が洗い物や調理をしているときに、誰かが冷蔵庫のものを出そうとすると、とても鬱陶しいことになります。
冷蔵庫が1996年製で古い作りのせいか、どうしてもひざを曲げて屈み込まないと中の物を探すことができません。余計お互いがジャマになります。どちらかが譲ればよいのですが、毎日のことになるとそんな気持ちはなくなってしまいます。
夫は夕食ができる前から勝手に晩酌をするので、特に冷蔵庫の前で屈んでいる時間が長く、とてもジャマです。よくケンカになります。そこで、冷蔵庫を選ぶときに夫が何よりも重視したのは奥行きでした。
こだわったのは奥行きとドア
奥行きが少ないものを置けば、その分スペースが広がりますから、今よりは家族全員が生活しやすくなるはずです。夫が必死にスマホで検索すると、パナソニック製の冷蔵庫で今よりも容量は大きく、奥行きは少ないものがありました。
しかもドアがフレンチオープンというタイプで(単なる観音開きです)、普通のドアに比べて幅が半分になるため、開けたときにジャマにならないようにできています。我が家のキッチンにはピッタリの他冷蔵庫だと思いました。
奥行きが少ない分、幅は広がりますが、それは仕方がないと納得しています。昔からお世話になっている電気屋さんはパナソニックのお店なのでちょうど良かったです。しかし奥行きとフレンチオープンドア以外は、省エネ性能もそこそこだし、色も白1色だけでした。特筆すべき機能もないようです。
普通に使える冷蔵庫なら良い
夫は少し残念そうでしたが、今までの古い冷蔵庫に比べれば、電気代は必ず安くなるはずだし、冷凍機能だって今のものよりも悪いことはないでしょう。
今の冷蔵庫はその日によって冷凍が強すぎたり、弱すぎたりと一定しないので、いつの間にか冷凍したものが霜の塊になっていることもありました。でも、それを解凍して料理をしたものを出しても、みんな何も言わずに食べていました。
きっと新しい冷蔵庫でちゃんと冷凍したものを食べれば、今までどんなに我が家の冷蔵庫はひどい状態だったかわかるでしょう。私は普通に使えるまっとうな冷蔵庫なら、もう文句は言いません。
冷蔵庫はすぐに届かない
ところで冷蔵庫を注文して、いつ届くかと言うと、予定は未定だそうです。9月中には届くそうです
コロナの関係で品物がさっぱり入ってきません、と電気屋さんは言っていました。こんなに時間がかかるなら、やはり完全に壊れてから買うのはちょっと考えものだと思いました。
洗濯や掃除は、家電が壊れてもコインランドリーを使うとか、掃除はモップでするなどいろいろと代替え案が出てきます。でも、冷蔵庫だけは代替え案を探すのが難しいです。
近所に実家でもあれば、少しは冷蔵庫を使わせてくれるかもしれませんが、一家の食べ物を全部引き受けられる大きな冷蔵庫があるとは限らないでしょう。やはり冷蔵庫は完全に壊れる前に買うことが大切になってきますね。
でも電気屋さんは笑顔でこう言っていました。
どうしてもダメなときは言ってください。小さいけれど貸し冷蔵庫がありますからね。
どんなときでもピンチを切り抜ける方法ってあるみたいです。
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