みんな大変

ブログ好き

久しぶりに読んだブログの記事で、誰でもみんな大変な思いをしているんだと感じました。実家の母が入院しているときによく読んでいたブログ「主婦の小さい暮らし」。

その頃、ブログを書いているみみこさんは、私より少し年上で、お子さんも大きくなって、ご主人との生活を楽しんでいる様子が伝わってきました。少し年上の人のブログはその頃の私にとって希望になったし、目標にもなりました。

みみこさんはいつも一生懸命

現在、みみこさんは娘さん夫婦、それに2人のお孫さんと同居して6人家族になっています。別々の家で暮らしていた2つの家族が1つ屋根の下で暮らすことで、いろいろなことが起こりますが、みみこさんはそれを赤裸々に書いています(記事はこちらです「同居の娘とやっちゃった祝日のできごと」)。

それまで別々の家庭で暮らしてきた者同士、気遣いが欲しい母と、まだ幼い子どもの育児と仕事の両立に精一杯で母への気遣いどころではなさそうな娘、確かにぶつかり合うのはわかりますが、これはどちらが悪いのでもないと私には思われました。

実の母娘ならではの遠慮ないやり取りの様子を読んでいると、私は自分と母の関係を思い出さずにはいられませんでした。

私の場合は

私も子どもが幼いとき、学生時代の友人が結婚することになり、披露宴に出席したいからまだ赤ちゃんだった次女(現在は24歳)を預かって欲しいと母に頼んだところ、断られた経験があります。

そのとき、母親を都合よく使うなと言う内容のことを言われ(母は一人で赤ちゃんの面倒を見るのが不安だったようです)、私も意地になってそれ以降、母に頼みごとをしませんでした。

私は母と一緒に住んでいたわけではなかったので、頼みごとができないとなると、どうしても交流は少なくなったような気がします。母自身も自分が頼みごとを断った手前、自分も頼みづらくなってしまった面がありました。

母が私に遠慮なく頼みごとをするようになったのは、本当に死期が迫ってからのことでした。これは、ぶつかり合うのを避けてしまったツケが回って来たのだと思います。だからみみこさんと娘さんがぶつかり合うのは、大変だとは思いますが、家族として正しいのではないでしょうか。

それでも家族を作るのは?

それにしても家族がいると大変ですね。みみこさんが大変だったとき、私も夫の弟が入院して大変でした。みんないろいろと傾向は違っても、家族の中に大変なことを持っているのがわかって、私は少し嬉しくなりました。自分だけじゃない、と感じられたのです。

我が家はもうずっと次女が引きこもっていますが、その次女も家族がいると大変だね、と自分から私に言うのです。生半可な気持ちで家族なんて作るものではない、とも言います。

確かにその通りですが、私は家族ってすごいな、とも思うのです。ひどいケンカをしても、またやり直せるのは家族だからだと思うし、こいつダメだなと思っても、簡単に見捨てられないのも家族だからでしょう。

家族のメリットとデメリットを比べると、どちらが大きいのでしょうか。たとえデメリットの方が大きくても、メリットが半端なく輝くから私たちは家族を作るのかもしれません。

みみこさんも、また元気に同居を続けているようです。コロナ禍を元気に切り抜けている家族の姿を見るために、これからもブログにお邪魔しようと思っています。

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