知り合いから、お誘いのメールが来ました。アロママッサージのワークショップだそうです。興味のあることには、真っ直ぐ突き進む、他意のない女性だということは昔から知っています。だから、これは善意のお誘いだとわかっていますが、私はいろいろと考えてしまいました。
迷って固まってしまう私
ワークショップというからには、何人か生徒さんが集まります。アロママッサージなら、ソーシャルディスタンスをうるさく言えないだろうし、密になることが予想できます。久しぶりの集まりで、どうしてもおしゃべりに花が咲くでしょう。
参加したいような、するのが面倒なような、はたまたコロナが怖いような複雑な気持ちになって、どうすれば一番良いのかを考えてしまいました。
もうコロナ禍になって2年目、一体いつまで引きこもっていれば良いのか、と嫌になっている人も多いでしょう。私はもともと人とあまり付き合いがありません。それでも以前は出かけることが必要な日もありました。どうしても出席しなくてはならない行事もあったし、お誘いがあれば、たまには出かけることもありました。
コロナ禍で私は大手を振って家に閉じこもるようになりましたが、いつかは以前の生活に戻ることが必要なのでしょう。それがいつになるのかを最近は考えます。
コロナはちっとも収まっていない
期間的にはもう十分家にいておとなしくしていましたから、そろそろ外に出ることを考えても良いのかもしれません。私の夫も最近は近所の人に誘われると、出かけていくようになりました。
しかし考えてみると、別にコロナが収束したわけでもありません。緊急事態宣言が出ていた頃と今と感染者数は変わっていないのです(かえって増えてきています)。みんな我慢の限界に来ているのか、それとも私が気にしすぎているだけなのか、考えているとわからなくなってきますが、私は夫の弟が入院した際に、病院の中を見てきました。
病院の職員の方たちはみなコロナの感染を防いで、患者さんに必要な治療が行き渡るように、必死だったという印象があります。我慢の限界だから、そんなに気にしても仕方がないからと言って、気を抜いてコロナに感染したら、そんな病院の関係者に迷惑をかけることになるとそのとき私は実感したのです。
報道によれば、新型コロナのワクチンを接種しても、すぐにかつての生活に戻れると考えてはいけないそうです。それなら、私たちの我慢はまだ当分続くと考えた方が良いのではないでしょうか。
迷う原因はコロナだけじゃない
それにしても、絶対に行きたいと思えば私は出かけていくでしょう、また、どうしても行かなくてはならないと思えばやはり私は出かけていくでしょう。反対にこれは絶対に行きたくないと思えば行かないはずですから、迷うということはどっち付かずの中途半端な気持ちが私にある証拠です。
長年、家族の気持ちを優先してきた結果、私は自分の気持ちがわからなくなったような気がします。こんなことを言うと、何だか家族思いの人のようですが、単に文句を言われるのが嫌だったことと、自分で考えるのが面倒だっただけです。
コロナ禍が収まる前に、自分の気持ちをはっきりさせることも、私には必要なようです。コロナのせいにしてばかりでは、ダメですよね。
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