不安が人を意地悪にする

生活

先日紹介したリウさんのブログ「アラフィフ☆リウのくらしの絵日記」ですが、また私の心にしみる一言が書かれていたので、お知らせします。

実家の母も不安だった?

リウさんの口の悪いお母さん(すみません!)が罵詈雑言を浴びせてくるときは、大抵不安があるときなので、なぜこんなことをいうのかな~、と考えてみようという内容でした。記事はこちらです。「実家の母にイライラしないための4つの方法」

私の母はすでに亡くなって5年がたとうとしていますが、亡くなる直前にとても不安になったようです。突然ガンになり、体が追いついていかなかったようで、認知機能に問題が出て来ました。その出方がものすごく突然で、ある日突然母は自分がなぜここにいるのか、今日は何日なのかわからなくなってしまったのです。

でも、自分がわからなくなったことも、母にはわからなくなってしまい、ただ不安だけが大きく膨れ上がってしまいました。一見、めちゃくちゃなことを母はいっていましたが、今思うとそれも不安をぶつけていたのかもしれないと、リウさんの文章を読んでいて感じました。

母

お前は病院の手先だ!
病院にペコペコするな!
みんなが私にうるさい!もう、放っておいて!

こんなことをいうので、私は病院に行くたびに困っていましたが、母の手帳に書いてあることを読んだときに、母が不安だったことを初めて悟りました。手帳には何回も「今日は○月○日○曜日、手術は△日」と書いてありました。母は忘れないように、必死に書き留めて置いたのでしょう。

リウさんのおかげで母を思いやる

でも、母のめちゃくちゃな言動と不安をつなげて考えようとは思いませんでした。それは私の母に対する甘えだったのかもしれません(私は母をお年寄りとして扱わず、昔のままの関係でいようとしていました)。リウさんのブログのおかげで、母のことを思いやるゆとりが私に生まれたのかもしれません。

リウさんのお母さんはお元気で、それだけに対応が難しいこともあるでしょう。でも、お母さんが元気なときにお母さんの不安に思いをはせることができるのは、リウさんの優しさだと思います。私がもし何か言葉をかけるなら、リウさんにではなくお母さんにこういいたいです。

ゆみこねこ
ゆみこねこ

優しい娘さんがいてよかったですね。リウさんはお母さんのことを本当に考えてくれていますよ。

みんなのためにも不安を溜めないで生きたい

でもお母さんとの付き合い方で、最後には宇宙に意識を飛ばすともリウさんはいっています。やはり実家のお母さんとの付き合いは、難しいことがたくさんあるようですね。それを読んだら、私だけじゃないんだと感じて、安心できました。

そして私自身が母の様になる日もそんなに遠くありません。私自身も娘が2人いるので、なるべく不安を溜めないようにしようと思います。自分が楽しく生きることが、娘たちのためにもなるはずです。

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