先日、我が家を建てた、メーカーに家の点検をしてもらいました。結果は小冊子にまとめて、渡してくれるのですが、ふと最後の注意書きに目が止まりました。家を少しでも長持ちさせるために必要なことがいくつか書いてあったのですが、それにこんな一文がありました。
換気扇の掃除ならしていると思っていた
キッチンとお風呂場の換気扇の掃除をしましょう。
私は、キッチンの換気扇は定期的に掃除していますが、風呂場の換気扇の掃除はしたことがありませんでした。風呂場の換気扇は浴槽の上の天井についています。
浴槽の中に、脚立を立てにくいだろうし、簡単にカバーを外せないようにも感じていて、手を出しにくかったのです。しかし、風呂場をリフォームしたときの説明書を読むと簡単にカバーを外せることが判明しました。
うまく文章にして説明できないのですが、カバーはバネ状になったワイヤーでつられているだけで、本当にワンタッチで外すことができます。
説明書にはカバーを外して、中を拭き掃除するようにと書いてありましたが、拭くだけでは中々キレイにならず、ついには歯ブラシでホコリをかき出しました。風呂場をリフォームしたのはもう5年前です。5年分のホコリが浴槽の中に落ちてきました。
換気扇はトイレにも!
ということは、トイレの換気扇も同じような状態になっているはずです。今度の天気が悪い日には(家の中のことしかできませんから)、カバーを外して掃除をしようと思います。トイレの換気扇もなぜか私は外せないと思っていましたが、ネットで調べてみると、みなさん外して掃除をしています。
試しに私もやってみたら、カバーをパカッと外すことができました(掃除はこれからです)。カバーだけを外すなら道具も要りませんし、汚れの質がキッチンとは違って、本当にホコリだけなので、掃除もしやすいようです。
我が家には1階と2階にトイレがあります。2階のトイレの換気扇はこの家を建てたときのままです。使用頻度が少ないとはいえ、27年間そのままですから、掃除をするにはちょっと勇気が要ります。
今までは外せないんだから、仕方がないと思っており、掃除ができないことに心が痛むこともありませんでした(カバーを拭くのが掃除だと思っていたのです)。人間いくつになっても、まだ知らないことがあるものです。
他にも思い込みがあったら、どうしよう
それにしても、なぜ私は風呂場やトイレの換気扇は外せない、掃除ができないと思っていたのでしょうか。思い込みというのは、自分では中々気が付けないもののようです。
しかし、風呂場やトイレの換気扇が掃除できると知ってしまった以上は必ずやります。小さな場所ですが、キレイになれば清々しい気持ちになれるかもしれません。もう他に思い込みはないでしょうか。私は自分のことが心配です。