食べ物を無駄にしないために考えてみた

生活

先日、親戚からキャベツを8玉いただいたとブログに書きましたが、なんとかできないかと自分でも考えました。一番良いのはなるべくたくさん、我が家でキャベツを使うことですが、続けて何回もいただいているために、もうキャベツに食指が動きません。

近所の親戚からいただいているため、ご自由にお持ちくださいと札を出すわけにもいかず、農家が多いためにおすそ分けもできません。

自分でも調べてみたけど

どこかに寄付できたら、誰かにもらってもらえたらと考えて、いろいろと調べてみましたが、そもそも食品を寄付するのは、消費期限が長いものが主流らしいです。野菜のようにすぐに駄目になるものは、受け付けてもらえないようです。

野菜類も新鮮なら、まだ良いのでしょうが、我が家でいただいているキャベツはすごく新鮮ではありません。もちろん、食べるには差し支えないのですが、もともと青果市場で廃棄処分にされる予定だったものです。

青果市場では少し時間が経過したものや、大きすぎるもの、小さすぎるものなどはたとえまだ食べられるものでも、どんどん廃棄されます。それに心を痛めた親戚の息子が無料で譲ってもらい、実家に持ってくるようになりました。それが回り回って、我が家にも来るようになったのです。

スーパーで買ったキレイな野菜しか知らない人は、それは食べても平気なのかと考えてしまうかもしれません。ここまで考えて、私の思考は停止してしまいました。

私たちに届く前にすでに無駄が出る前提だった

そもそも放っておけば捨てられる運命だった野菜ですから、我が家で食べられない分は、捨てられても仕方がないのかもしれないと思うようになりました。

私は今まで自分で買った食べ物は無駄にしないように気をつけてきました。実際に大量に野菜をいただいたとき以外に、食べ物を捨てたことはほとんどありません。だから自分はフードロス(以前にこんな言葉があったでしょうか?)とは無縁だと思っていました。

しかし、野菜を大量にいただくようになってから、食べ物が私たちに供給される時点で、すでにある程度の無駄が前提になっていることに気が付きました。

いつでもお客さんの要求に応じられるように、どんな食べ物も多めに用意されているし、いつでも見た目がキレイなものを供給するために、青果市場では、まだ食べられるものも捨てられているわけです。

私にできることって?

自分だけが関係ない、何も悪いことはしていないと思っていたこと自体が間違いでした。食べ物を無駄にしないために、私にできることは何でしょうか?今まで通り、買ったものをみすみす捨てないのはもちろんです。

野菜の大きさにはこだわらず、少々しなびていても気にしない、私を含めたみんながこんな気持になれば、青果市場でまだ食べられる野菜が捨てられることが減って、野菜を作る人もうれしいのではないでしょうか。そして、結果的には我が家に大量の野菜が届けられることも減るのではないかと、私は思っています。

でも、みんなの気持ちを変えるこができるのかが、わかりません。まずは自分の気持ちを変えるつもりです。

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