焼きそば離婚というのが話題になっていますね。私が知ったのは昨日のことです。ぴーちゃんさんのブログで知りました。
離婚の理由として、妻が夕食に焼きそばだけを出したのが気に入らなかったと街頭インタビューで答えた男性がいたそうです。焼きそばだけで酒は飲めない、そんな生活は嫌だから離婚となったそうです。今はお料理上手な女性と再婚したので、男性は幸せなのだとか。
似たようなことは結構あるのでは?
これは極端な例だと思いますが、自宅でお酒を飲む人は似たようなことを言うと私は思っています。私の夫も、以前はよく文句を言っていました。カレーなどを出すと「俺の食べるものがない!」と言われたものです。別に彼はカレーが嫌いというのではありません(ちゃんと食べていました)。酒のつまみにならないのが気に入らないというのでしょう。
ビールを飲むんだから味噌汁(けんちん汁は別だそうです)は要らないとか、かぼちゃの煮物で酒が飲めるかとも言われました。夫はビールで晩酌を始めると、その後焼酎を飲むこともあれば、日本酒に移ることもあります。
そしてそれぞれで合うつまみが違うと言います。気持ちはわからないこともありませんが、ハッキリ言って家庭と飲食店は違います。飲食店なら、それぞれに合うつまみを注文すれば良いですが、家庭でそれを望むなら自分がやるしかありません。
私は専業主婦ですから夕食を作るのは自分の仕事と考えていますが、つまみのことまでは仕事の範囲外だと考えています。夕食は食べないと健康に関わるかもしれませんが、酒は飲まなくても死にません。本来、私が夫の酒のことまで考える必要はないはずです。
だから、私は自分の考えを夫に伝えました。1度では伝わらなかったですが、何度も伝えた結果、今では文句がかなり減りました。
夕食が焼きそばだから離婚という状態になる前に、私ならその考えがおかしいことを精一杯伝えます。男性の元妻も一生懸命に伝えて駄目だったのでしょうか。もしかするともう、伝えることすら面倒になってしまったのかもしれません。
こんな人もいた
私が若い頃話した職場の男性がこんなことを言っていました。
俺は仕事で遅くなると、嫁が用意した夕食が食べられないことがよくあるんだよ。仕事だから仕方ないよね~。でも、次の日その残りが出てきたら、嫌だな~。箸をつけないよ。違うものを用意するのが主婦の務めでしょ?
その男性もまだ若く幼い子どもがいました。一家の主として強くありたいという思いがこんなことを言わせたのでしょうか。私も結婚して初めてわかりましたが、小さな子どもの面倒を見ながら、毎日決まった時間に料理をするのは大変です。
大変な思いで作ったものに何のねぎらいもなく、手をつけない夫を見て、その妻はどんな思いをするのかと考えると、私まで気持ちが暗くなりました。今でも無事に結婚生活が続いていると良いですが…
まあ、この世には様々な夫婦がいて、離婚の原因も様々ということなのでしょう。我が家の近所では、「もう絶対に家では飲まないで!」と厳命されたという男性もいますから、人それぞれですね。