最近はいろいろな掃除用のシートが販売されています。すでに洗剤が染み込んでいる、ウエットタイプのものも多く見かけるようになりました。私は少し前から愛用していますが、倹約家の人こそ、このようなシートを使うとよいと考えています。
1枚のシートを使い切ると、家がキレイになる!
もともと倹約家の人(ハッキリいうとケチな人)、エコ志向の人はこのようなシートを買おうと思わないかもしれませんね。なぜならこれらはすべて使い捨てだからです。古タオルで雑巾を作れば、使った後は洗って何回か使うことができます。でも、掃除用のシートは使い終わったら、ゴミになるだけです。
だから、私を含むケチな人は、1度シートを取り出したら、とことん使いたくなるはずです。目的の場所を拭いた後も、シートがまだ湿っているならほかの場所を拭きたくなるでしょう。何度をそれを繰り返して、目的以外の場所も拭いているうちに、いつの間にか家の衛生状態がよくなります。私は実際に使い捨てのシートを使うようになってから、いろいろな場所を拭くようになりました。
ついでに拭きたい場所とは?
例えば、ドアです。ドアノブくらいは誰でも拭くでしょうが、ドア全体は中々拭く機会がないのではないでしょうか。家の中にドアがいくつあるか、数えてみると案外多いことに気が付きます。1度丁寧に家中のドアを拭いてください。使い捨てシートの寿命を全うできるでしょう。
どこの家でも納戸(今風にいうなら、サービスルーム、フリールーム)があるでしょう。めったに入らないから、汚れていないと決めつけていませんか?実際に拭いてみると、驚くほど汚れているはずです。ゴキブリなどの害虫の死骸が見つかることもありますから、ぜひついでに拭いてみてください。
床を拭くためのシートで、窓ガラスを拭くと拭き跡ができてしまうことが多いですが、くもりガラスなら問題はありません。窓ガラスはピカピカにしている人でも、くもりガラスは汚れが目立たないため、つい後回しになってしまいます。忘れがちな場所でもあるので、思いついたらすぐに拭いてみましょう。
私のシートの使い方
私はシートで床を拭くとき、クイックルワイパーなどにつけて使いません。折りたたんで手で拭きます。その方が裏表まんべんなく使い切ることができますし、目線が床に近いので、汚れやホコリを見逃しません。試しにワイパーを使って床を拭いた後に、しゃがんで目線を変えてみてください。自分でもびっくりするくらいの汚れやホコリを発見できます。
私が使うシートは床拭き用として販売されているもので、ドラッグストアのプライベートブランドの安価なものです。それでも手で力を入れて使えば、かなりの汚れを取ることができます。
実はシートは不経済ではない?
シートにはメリットがたくさんあります。雑巾を洗って干す手間がかかりません。雑巾がキレイにならないと、それだけで拭き掃除への情熱が薄れてしまいますし、雑巾を保管しておく場所も要ります。
使い捨てのシートを使うだけで、いろいろと考えなくても掃除ができるので、掃除へ取り掛かる際のハードルがグッと低くなります。だから、余計に家がキレイになるのです。雑巾を洗うのにも水や洗剤は必要です。それを考えると、使い捨てのシートが必ずしも不経済とは限りません。
大掃除が気になる季節ですが、まずは1枚のシートを使い切ることから始めてみませんか。使い切る、これは倹約家の人が好むことです。何回もそれを繰り返せば、きっと家中がキレイになりますよ。