昨日からぎっくり腰の前段階のような状態になってしまいました。特に無理をした記憶はありません。毎日している掃除の最中に違和感を覚え、急いで作業を終わらせたのですが、違和感は強まるばかりでした。激痛で動けないほどではなかったため、腰を温めたり、痛みが辛いときには鎮痛剤を飲んだりして様子を見ていました。
今朝目が覚めると一瞬痛みがなくなったように感じたのですが、普段どおりに動いていると再び痛くなってきました。先程買い物に行ったのですが、少しだからとカートを使わずに買い物かごを下げて歩いていると、結構な痛みを感じました。さすがにもう還暦が近いだけのことはあります。そんなにすぐに不調は良くなりません。
不調は全部気圧のせいにする
昨夜から雨が降っているので、気圧の変化もあるのでしょうか。頭痛や耳鳴りもします。今日は気分が優れないという人も多いのではないかと思います。長女も朝から肩が苦しいと訴えていました。何でもかんでも気圧の変化のせいにするのは良くないのかもしれませんが、気圧のせいだと思うと、心が楽になるような気がします。
私が年を取ったから、やる気がないから、普段運動不足だからあちこち痛くなるわけではないんだ、これは気圧のせいだから私は悪くないよ。
このような甘え方を人間にしようと思ってもなかなかできないでしょう。人間は必ずアドバイスをします。正論を言いがちです。「もっと積極的に外に出たら?運動不足も解消できるから、一石二鳥だよ。そうしたら体調も良くなるんじゃない」こんなことを言われたら、私は必ず不機嫌になるでしょう。
家事以外の時間を自分が楽しいと感じることに使いたい、私はそう思うと運動のためだけに外に出たくないと考えてしまいます。例えば大酒を飲んでいる人、甘いものを食べすぎている人も私と一緒です。自分がしたいようにしたいのです。
みんな身体に悪いと思っていてもその生活をしていて、ほとんどの場合は自分が少し不調を感じる程度で誰にも迷惑はかけていません。しかし、ほとんどの人間はすべてを自分で引き受けようという覚悟が足りませんから、何かに甘えたくなる(ちょっと不調が出ると文句を言いたくなる)のです。
そんなとき気圧に甘える(つまり何でも気圧のせいにする)のは、良い方法だと思います。気圧はお説教をして来ないし、甘えているからと言って文句を言いません。
本当に気圧は影響が大きいと思う
ぎっくり腰はどうだかわかりませんが、耳鳴りや頭痛は本当に気圧と関係あるのかもしれないと思っています。以前エレベーターに乗ると、上の階に行くときはいつも耳が痛くなった経験があります。あれも気圧の変化が原因だそうですから、今気圧の変化がこれほど騒がれているのも納得できます。
年齢のせいだと考えると、もう不調は軽減しないんだと暗い気持ちになりますが、気圧のせいならいつかは良くなると思えるところも気に入っています。しばらくは不調が出たら気圧のお世話になりたいと思っています。
まあ、私は持病がないため、こんな呑気なことを言っていられるのかもしれません。