判子も暗証番号もパスワードも苦手な私・よく今まで主婦をしてきたなとしみじみ思う

生活

長女がちょっとお金が必要だから、以前もらった定期預金を解約しようかな、と言い出しました。そう言えばもう10年も前に、旅行をする長女が少し懐が寂しいと言ったことがありました。そこで私は夫も相談して、長女が生まれたときに頂いたお祝いなどを貯めておいた通帳を渡したのでした。

長女に渡して、それでもう通帳のことは忘れていたので、別に長女がそれをどうしようと構わないのですが、『判子はどれだったけ?私は判子も一緒に渡したのだっけ?』と急に夜布団の中で考えてしまいました。

すぐに判子がわからなくなる不安

若い頃から、私はいつもどれがどの判子だったのか、わからなくなってしまい、金融機関の窓口に何本も判子を持ち込んで確認をしてもらったりしていたのです。今回もまた、と不安になりました。

つい最近も、久しぶりに窓口でお金をおろそうとしたとき、また判子がわからなくなってしまい、とうとう夫に判子のケースにサインペンで、金融機関名を書かれてしまいました。そして通帳と判子を1つの袋にしまうように指示されました。防犯上、通帳と判子は別々に締まったほうが良い、と思っていましたが、夫にはこう言われてしまいました。

どの判子だかわからなくなったら、結局お金は下ろせないでしょ?そのうち、お前は判子を失くしちゃうかもしれないよ。もう、一緒にした方が安心だ!

結局、長女に渡した通帳の判子は、私の記憶通りだったために、すぐに判明しました。しかし、若い頃から判子だの暗証番号だのに弱く(カードを使えなくしたことも1度ではないです)、すぐにわからなくなっていた私は、現在パスワードなどに苦しめられています。

パスワードも苦手

最近はパスワードも長く設定する必要があるし、定期的に変えろとかうるさいことを言われます。これではわからなくならない方がおかしいです(まあ、私だけかもしれませんが)。その点、楽天銀行は最初から銀行印などを設定しなくて良いだけありがたいですが…

人間って、やはり苦手なことはずっと苦手なのでしょうか。世の中は移り変わり、進化をしていても、その中で自分の苦手なことは姿かたちを変えながら、ずっと存在しているような気がします。結局、私は銀行印には銀行印と印をつけ、パスワードはパソコンに保存しているだけでは足りず、メモ帳に一覧にしている始末です。もう、セキュリティもへったくれもありません。

判子もパスワードも、わからなくなったときのあの気持ちは何とも言えません。不安だし、情けないです。後何年くらい、こんなことで騒がなくてはならないのか…と考えてしまいます。年を取ってこうなったのではなく、20代の頃からこうなので、余計に情けないです。今回は夜中の不安に反して、すぐに判子が判明して本当に良かったです。

なんか、よく今まで主婦をやってきたな~、と思います。橋本病が軽快してもう少し頭の中がクリアにならないかな~、と期待もしているのですが、どうでしょうかね。私がパスワードを記録していたメモ帳、私の死後に家族の誰かが見たら、かわいそうにと思うのかもしれません。

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