つい最近、ブログランキングに参加したことから、見つけたブログがありました。「家事はどこまでも続く!penpenの暮らし奮闘記」というタイトルでした。
最初はコメント欄が閉鎖された
リンクを貼ってブログを紹介したかったのですが、もうそれはできなくなりました。ブログは削除されてしまったからです。ブログを書いていたpenpenさんは、断捨離を進めていました。家庭内に大きな悩みを抱えていた彼女は、荒れ果てた部屋を何とか片付けて、それとともに自分も立ち直ろうとしていました。
悩みは深く大きなもので、ちょっと私が気楽にコメントを送れるようなものではありませんでした。ブログを読み出してすぐに、コメント欄を閉めさせていただきました、と文中でお知らせをしているのを読みました。コメントの内容に耐えられないことがあるのが理由ということでした。penpenさんは心も深く傷ついていたため、普通なら大丈夫なことでも今は無理なんです、と書いていました。
確かに今ブログを読んでいると、そのままコメントが書けるようになっていることは少なくなっています。それだけ、コメントに対してのトラブルが多くなっているのかもしれません。私は自分が読んでいる側のときは、すぐにコメントが記入できないのは、不便だし残念だな、と思っていました。
ブログの力を信じていたけど
penpenさんがコメント欄を閉めても、自分は変わらずにブログを読むだけだから構わないと思っていましたが、まさか急にブログが削除されるとは思っても見ませんでした。
家を片付けて、その進捗をブログで公表するのはかなり前向きな行動だったと思います。そして、ブログは心に溜まったものを吐き出すため、見つめるためにピッタリの道具だったはずです。誰に何をいわれなくても、ただ読んでもらえただけで、自分が認められたと感じることができたはずです。
ブログを書いているうちにpenpenさんは癒やされ、部屋は片付くと(その人なりの基準内ですが)私は信じていました。頑張っている姿が見られるのは、よいことだと思っていました。
ブログで心の奥が見える
penpenさんのブログには、自分が素手で割った窓ガラスの写真が載せられていました。ちょっとドキドキしました。割れたガラスはただのものですが、それにはpenpenさんの心があまりにもはっきりと表れていたからです。本当なら見られないはずのものが、見えてしまうのがブログなのでしょうか。
でも、私はブログのそんなところも大好きです。奥が深いと感じます。心の奥深くまで見せてくれたpenpenさんに、一言お礼をいいたかったし、できるならいたわりたかったです。
早く自分に起きたことを笑い飛ばせるようになりたいといっていたpenpenさんですが、笑い飛ばさなくてもよいんだよ、大変なことは大変だといってもよいんだよ、そういってあげたかったです。でも、いざとなったら結局うまくいえないんだろうな。