好きでやっていることこそ要注意!どんな活動にも区切りが必要だと実感するが…

終わりは必要 生活

何度もこのブログに書いていますが、夫は地域の囃子連に参加しています。コロナが5類になったために今年からはお祭りも復活、久しぶりに山車曳きをしようということになりました。

山車曳きはもともと3年に1度しか行っていませんでしたが、それが台風接近のために中止になったことがありました。ところがその後すぐにコロナ禍に突入。山車曳きどころかお祭りもできない日々が続いたのです。

なぜか夫が祭りのために奔走する羽目に

ですから、いざ山車曳きをしようにも、勝手の分かる人が自治会の役員の中にはいなくなってしまいました。神社の関係者も同じです。そういった人たちは囃子連なら詳しいだろうとばかりに、さまざまなことを丸投げしているようですが、囃子連がわかっているのはお囃子のことだけです。

山車曳きは通行止めをして、多くの人員を動員しなくてはできないことです。そしてまかり間違えば、大けがに繋がりかねない危険なことでもあります。夫はそんな役員や神社関係者に不満を持ちながら、お祭りの山車曳きを実行するために奔走しています。

それを見ていて思うのですが、自治会の役員も神社の関係者もある一定の期間がすぎれば任期満了、お役御免となります。しかし、囃子連には終わりがありません。囃子連は頼まれてやっているのではなく、自分が好きでやっているからです。

このままでは、夫はずっとお祭りの度に周りの人たちに不満を持ちながら、自分の時間を削られることになるでしょう。そして私はそんな夫の文句をずっと聞いていなくてはなりません。

もともと私は不安だったが

夫が囃子連に参加すると聞いたとき、はっきり言うと私には不安しかありませんでした。仕事をしながらの参加になるわけだし、ある程度の年齢を越えると、自治会の役員が次々と回ってくることがわかっていたからです。

調子が良ければやっていけるでしょうが、これから年を取る一方なのに、もし体調不良にでもなったら、いろいろなことを掛け持ちしながらやっていくのが厳しくなると思ったのです。

私は自分が不安に思っていることを夫に話し、慎重になるようにと伝えましたが、夫はまったく聞く耳を持ちませんでした。そして、今の状態です。夫の不満はとどまるところを知りません。私はそれを聞く度にイライラします。

終わりがないことには気をつけたい

これが自治体の役員、神社の総代などなら終わりがあります。それを待っていれば良いのです。仕事だって定年があります。しかし、好きで集まっている囃子連には終わりがないため、夫の不満と私のイライラにも終わりがないことになります。それを思うと何だか暗い気持ちになるのです。

私はかつてコーラスグループに参加していたことがありましたが、終わりがないことが嫌になって脱退しました。永久に同じ団体で同じ活動を続けていくことは、なかなかに難しかったです。人は終わりがあるからこそ、そこまで頑張ろうという気持ちになれるのではないでしょうか。

好きなことに終わりなんかない、いつまでも楽しめば良いと思う方もいるでしょう。しかし、思った以上に区切りって大切だと思います。私は好きだから大丈夫、と油断せずに区切りを大切にした方が良いと思うのですが…

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