夏の必需品ペットボトル入り飲料について思うこと・昔は沸かして作っていたけど…

夏 飲み物 季節

最近とても暑いので、どうしても飲み物が必要になります。我が家では家で麦茶などを作らず、ペットボトル入りのものを購入しています。私が若い頃はペットボトル入りの飲料がありませんでした。だから、夏は家で麦茶を作るくらいしか選択肢がなかったのです。

そんな中で成長したため、私も結婚してしばらくは当然のように家で麦茶や烏龍茶を作っていました。しかし、娘たちが成長して飲む量が増えると、段々と作るのが追いつかなくなってきたのです。1日に4Lの麦茶を作ってもまだ足りないと言われました。

お茶を沸かすのにてんてこ舞いだった夏

麦茶や烏龍茶は沸かしてから冷まさないと冷蔵庫に入れられないため、時間がかかります。それを考えて予め次の飲み物を沸かすようにしていましたが、間に合わすに「まだぁ?」と催促されることも多かったです。私は夏場は飲み物を作ることに追われるようになりました。

飲み物を作り、食事の支度をすることで、常にガスコンロには火がついている状態になり、ただでさえ暑い家の中がさらに暑くなったのです。また、私は少し濃い目の麦茶が好きだったため、煮出すために火を小さくして放置していることもありました。そしてそのまま忘れてしまうこともあったのです。これでは悪くすると火事になってしまいます。

とうとう見かねた夫がこう言ったのです。

もう無理をしないで、ペットボトルに入ったお茶を買おう。家で作ってもガス代はかかるし、部屋が暑くなった分、エアコンをつけて電気代もかかる。それを考えたら、買ったって作ったってきっとコストは大差ないよ。

ペットボトル入りのお茶類を買うようになって

実際にペットボトル入りのお茶類を買うようになって、まず驚いたのは美味しいことです。自分で沸かした麦茶などを飲んでいたときは気が付きませんでしたが、ペットボトル入りのお茶類の美味しさは段違いでした。

我が家は浄水器などをつけていないため、本当に水道の水をそのまま使って麦茶などを作っていました。もともと水道の水がまずいことはわかっていましたが(子どものときに当地に引っ越してきて、あまりに水がまずいので驚いた記憶があります)、沸騰させてその上麦茶を入れるのだから、と気にしていなかったのです。

麦茶は水出しのものもあります。長女に「水出しならママも楽になるし、部屋の中も暑くならないんじゃない?」と言われて、作ってみたことがあります。しかし、これはあまりにまずくてその後も作ろうという気にはなりませんでした。

結局、私はもともとまずいものには、何を足してもまずいのだということにやっと気が付きました。こうしてもう10数年はペットボトル入りのお茶類を買っています。別にメーカーなどはまったく気にしていません。大体どこのものでも家で作るお茶類に比べたら美味しいです。

そのうちペットボトル入りしか客には出せなくなる?

けれど最近、外出先でペットボトル入りのお茶でない(つまりその家で作ったであろうお茶類)を出されると嫌だという意見があることを知りました。何が嫌かというと、不衛生な感じがするというのです。

冷たいお茶類はそれが水出しなのか、それとも一度は沸騰させて作られたのか、飲む人が判断するのはとても難しいです。だから、衛生面で安心できないというわけです。その点、ペットボトル入りのお茶類は安心して飲めるらしいです。

まあ、それはそうなのかもしれませんが、作ったお茶類が不衛生に感じるというのは、問題が別にあるような気がします。例えば外出した先の人間との関係とか…その人との関係が良いものではない場合、特別に不衛生だと感じやすくなるのではないでしょうか。

自分がペットボトル入りのお茶類を愛用しているにもかかわらず、それしか受け付けないという人のことは何だかな~、と思ってしまうのはちょっと私もひねくれているのでしょうか。

それに沸騰させて作る昔ながらの麦茶の場合、時間をかけて冷ますことで悪くなりやすいそうです。水や氷を使って急冷させるのでない場合は、水出しの麦茶の方が悪くならないと言います。やはり自宅で作るのは大変ですね。やっぱりペットボトル入りを買った方が…良いのでは?

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