夫と妻の葬儀はここが違う!続けて参列することで私が合点したこととは?

棺桶 自分は見られない タブー

夫の叔母と叔父が相次いで亡くなりました。普通、同じ会場を使っても年数が経っていれば、それほど気になることはないでしょう。しかし、今回は葬儀の間が2ヶ月しか経っていません。どうしても葬儀を比べてしまいました。

家族葬と一般葬

叔父も叔母も、同じ会場の同じ部屋を使って葬儀を行っています。叔母のときは家族葬でしたから、一般の会葬者はいませんでしたが、叔父のときは小規模でしたが家族葬ではありません。

ただ、一般の会葬者はほとんどが叔父と同年代の高齢者で、歩くのも大変と言う感じです。杖が手放せない人は、お焼香のときには不便そうでした。

それを見ていると『そうか、本当に年を取ると葬儀に参列するだけでも大変なことなんだ』と実感しました。それでも、古くからの知人が亡くなったと知らされれば、無理をしてでも参列しようと考えてしまう人がいるのでしょう。

以前、親戚の女性が亡くなった際、女性の娘は一切誰にも知らせず、家族だけで葬儀を行いました。私たちは親戚であるにも関わらず、亡くなって半年以上経ってから、喪中はがきでその死を知ったのです。

そのときは、正直言って『どうして知らせてくれなかったの?』と思いましたが、今思えばそれは誰も煩わせたくない、思いやりの心からだったのかもしれません。

棺桶の差

その他に私が一番違いを感じたのは棺桶です。叔母のときは、棺桶については何も感じませんでしたが、叔父の葬儀のときにははっきりと違いを感じました。叔父の棺桶は叔母のそれと比べるとかなり高級だったと思います。

夫も同様のことを感じたと言っていましたから、多分本当に等級が上のものを使ったのでしょう。叔父の入った棺桶は、蓋が平らではなく、ドーム状にカーブをしていました。布張りでしたが、豪華な刺繍が施されていて、見た目にも華やかだったのが印象的です。

こんなにキレイな棺桶は初めて目にしたような気がしました。まあ、一線から退いたとは言え、一家を支えてきた叔父の最期です。叔母の葬儀よりは大々的で華やかになるのは当然だったのかもしれませんが、私はほんの少しだけ違和感を覚えました。

死んでしまった後でも、妻は夫よりも控えめでなくてはならないのか、と思ってしまったのです。正直な気持ちは『なんか面白くない…』と言ったところです。当の御本人たちはもう、そんなことが気にならないところに行ってしまったのですから、関係ないでしょうが。

今も棺桶が気になる…

どうせなら女性である叔母にこそ、キレイな棺桶を使えば良いのに、と今でも思ってしまいます。これも間があいていれば、気が付かなかったのかもしれませんね。しかし、高級な棺桶を見てしまうと、普通の棺桶では物足りなくなってしまいそうです。

蓋がカーブしていることで、花をたくさん入れても余裕がありそうなところも良いと思います。もし、私が誰かの葬儀を手配することになったときは悩んでしまうかもしれません。あんなに美しいものが一瞬で灰になってしまうのも、儚いものだと思います。

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