兵庫県知事の問題・決して辞職をしようとしない姿にイライラ、そして怖さを感じる

見えない 生活

ここ数日、テレビをつけると必ず見るのが兵庫県知事・斎藤元彦氏の顔です。周りから辞めろ辞めろと言われているのに、絶対に辞めようとしないらしいですね。

なぜ、辞職しないのか

自身のパワーハラスメントのせいで、部下が2人も亡くなっているわけですから、辞めろと言われるのもわかります。ましてやそれだけでなく、数々の不適切な行動が明るみに出ているのですから、普通は早めに幕引きをすると思うのです。

自分に置き換えて考えてみてください。これ以上、恥をかきたくない、後始末もつけられない人間だと思われたくない、と考えるのが普通だと思います。

しかし、彼は一向に幕引きをしようとしない。後1年続投すると言い続けています。こうなると、周りの辞めろと言っている人たちは何だか薄気味悪くなっているのではないでしょうか。朝のワイドショーでは識者を招いて、県知事の心理状態を推理していますが、何しろ他人の考えていることです。

本当はどうなのかははっきりしません。だから、見ている方もスッキリしないのです。今朝はとうとう「私も決して完璧な人間ではありませんが…」と言いながら涙を流す県知事の姿が映されました。

ただ、彼は涙を流して辞任の決意をしたというわけではなく、後1年頑張りたいという言葉を述べるだけでした。

結局、見ている世界が違うのだ

今日はそれを見ているうちに、もう県知事と周りの人たちの気持ちが交わることはないのかもしれないな…と思いました。県知事と周りの人(普通の人と言っても良いかもしれない)では、見ているものが最初から違っているような気がします。

いくら県知事が申開きをしたとしても、結局は平行線のまま。誰も納得ができないでしょう。県知事の見ている世界は決して私たちには見えないし、その逆もまた然りです。

結局、人は自分の脳を通じてしかものを見られません。だから、脳に障害を負うと、目そのものは大丈夫でも見えなくなることがあるそうです。

ですが、そこにあまりこだわると、人と人とのつながりが結びにくくなるのでしょう。普段は違うものを見ていることをあまり考えない人が多いのではないでしょうか。

兵庫県知事は今回それを身を以て私たちに思い出させてくれました。見ている世界が違うのですから、自分の世界だけを主張しても、それは決して受け入れられらないはずです。県知事は自分の世界が受け入れられなかったことを早く悟るべきです。

結局人間は理解し合えないのかも

県知事には周りの人たちの世界がまるで見えていない、これはもう生まれ持ったもので仕方がないことなのでしょう。無理に見なさい、理解をしなさいと言ってもダメでしょう。

ただ、多くの兵庫県民も県知事の世界を無理に見たり、理解をする必要もありません。多くの県民が理解ができない、もう見たくないと言っている以上は県知事は辞職するべきなのです。本当に県政に必要な人なら、きっと戻って来れるはずです。

同じ言語を使っていると、つい相手の真意までわかった気になります。しかし、私は他の誰でもない私という人間です。他人のことをわかったつもりになっていても、それは私の憶測に過ぎないのです。斎藤元彦氏の顔を見ていると、何だか怖いなと思わずにはいられませんでした。

理解できない人間が怖いのか、理解したつもりになって生きている自分が怖いのか、よくわからないです。

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