健康診断の判定が気になる私は人間が小さい判定によってキャッシュバックの金額が違ってくる

私が加入している生命保険は健康診断（特定健康診査や人間ドッグ）の結果を提出すると、キャッシュバックを受け取れる特典がついています。

健康診断の結果が普通以上であること（つまりは健康体であること）が必要ですが。

健康ならキャッシュバックが受け取れる！

大きな病気をして入院などということになれば、生命保険会社は保険金を支払わなくてはなりません。健康体ならキャッシュバックが受け取れるようにしておけば、大きな出費（保険金）を支払わなくても良いことになります。

ですからこれは、生命保険会社にも加入者にもとても良い制度だと思います。私が加入している生命保険では昨年まではひと月分の掛け金が返ってくるだけでしたが、昨年からはA判定が出た人には、ひと月分の掛け金にプラスアルファされた金額が返ってくるようになりました。

私の掛け金は現在、毎月1万円を越えていますから、ひと月分でも返ってくるのは大きいです。それがひと月分以上返ってくるとなればなおさらです。

私は今年と昨年、まったく体調に変化はないのに今年はA判定、昨年はB判定でした。返ってくる金額、今年の方が1000円くらい多いのです。

一体なぜ？と思いましたが、私の場合は血圧が違っていました。昨年の血圧は上が130以上、今年の血圧は125くらいだったのです。最近はどこへ行っても血圧は待ち時間の間に自分で測ります。

すぐに名前が呼ばれることもありますから、大体の人は受付を済ませるとすぐに血圧を測るのではないでしょうか。

受付を済ませてすぐの場合は、まだ移動の影響があって血圧が高めに出ることもあるようです。受付の人に測る前に深呼吸をすると良いですよ、と教えてもらったことがあります。ただ、自分の後ろに待っている人がいる場合もあり、そんなときには深呼吸どころではありません。

私が通っている内科の医院では血圧を測るのは1回のみ、と決められています。少し前までは2回測っても良かったので、血圧が少し高いな、と思ってもあまり気になりませんでした（2回目に測ると大抵少し低くなるし…）。

1回だけと決められると、余計な緊張をして血圧がより高くなる傾向があるような気がします。まあ、待ち時間の関係上、何回も測られると困るのでしょうが。また、医師も血圧が多少高めでも目くじらを立てることはありません。

しかし、これで判定が変わってしまうとなると…なんだか納得がいかない気もするのです。今年は特定健康診査の結果を提出してすぐに、A判定のキャッシュバックが受け取れる旨の通知が来ました。昨年の雪辱を果たしたぞ！と思った私って、やはり人間が小さいのでしょうか。

かつて血圧は医療従事者に測ってもらうものでした。測ってもらうともう、高かろうと低かろうと文句は言えません。それが自分で測るとなると、なんだか納得がいかないのは不思議な気もします。もっと自分を信じた方が良いのか…悪いのか。

と言うか、測っているのは機械ですよね。機械がやっていることだから、正確だと思えば良いのでしょうか。今や看護師さんに血圧を測ってもらう光景は、ノスタルジックなものへと変わってしまったようです。

そのうちダイヤル式電話機のように、みんなが忘れてしまうのかもしれません。ごちゃごちゃ言う前に、生命保険をもっと掛け金が安くてキャッシュバックなど関係ないものに変えてしまえば、血圧のことなんか考えなくてもいいってわかっているのですが…