夫の弟がとうとう土地を売る…土地ってどうやって売るんだろう?からの出発だけど、どうなる?

土地ってどうやって売るの? 生活

5年前に脳梗塞を発症した夫の弟(三男)。それ以前からうつ病で仕事はできず、家にこもりきりでした。

会社借上げの住宅を引き払って、私たちが住んでいる市に帰ってきてからも、傷病手当や失業手当などもらえるものはすべてもらって生活をしていましたが、とうとうそれも終わり、預貯金も底をついてしまいました。

とうとう最後の手段

脳梗塞での入院時、すでに預貯金はほぼなく、様々な費用を我が家で肩代わりしたのですが、その後車を売って少しお金ができたのです。車を売るには紆余曲折がありましたが…

車を売ってできたお金も底をつき、とうとう弟は自分が相続した土地を売るしかなくなりました。弟は今年58歳になります。繰り上げで60歳から年金を受け取ることができるそうですから、後2年半くらいをしのげれば良いわけです。

あまり早く土地を売っても、年金支給が始まる前にお金が底をつくかもしれませんから、今売るのはタイミング的にも良いのかもしれません。ただ、1つ問題があります。夫の実家は市街化調整区域に建っています。

持っている土地(もとは畑)もすべて市街化調整区域内。売るのは難しい上、高値で売れることはない土地なのです。

私ならわざわざ買いたいとは思わない土地

手頃な土地があれば、使い道として考えられるのが家を建てることだと思います。しかし、市街化調整区域では勝手に新たな建物を建てることができません。

市街化調整区域とは農地を守るために、建物を建てることが厳しく制限されている地域だからです。ただ、まったく建物を建てるのが不可能なのかというと、そうではありません。隣接する市の市街化調整区域に20年以上住んでいる人が家を建てることは認められています。

実際に我が家の近所には、新しく家を建てて隣の市の市街化調整区域から引っ越してきた家族がいます。しかし、新しく建物を建てることが認められないというだけあって、未だに下水道が整備されていない場所もあるし、ガスは価格の高いプロパンガスを使うしかありません。

私は夫の実家だからまあ、仕方がないと思っていましたが、新しく家を建てようという人がわざわざこういう地域を選ぶのかどうか…

夫の弟のため、我が家の平和のためにもぜひ弟の土地が売れて欲しいと思っていますが、はたしてどうなるでしょうか。

売れたら重荷を下ろせそう

ただ、売れないからと言っても、放置しているとその土地には草が生えます。そのままにしていると、すぐに近隣の住民から苦情が来ます。だから、夫は夏になると休日返上で草刈りをしています(弟たちの土地も夫が草刈りをしている)。固定資産税だって払わなくてはなりません。

高値で売れなくても、草刈りの手間や近隣の住民からの苦情の心配がないだけでも、かなり夫の重荷は軽くなるのではないでしょうか。

夫は弟の土地売却にもとても関心を示しています。多分、いつかは自分も土地(畑)を売却する日が来ると思っているのでしょう。昨日は弟と一緒に不動産会社や役所に出かけていました。

地元で長い間営業している不動産会社に任せるのか、「どんな土地でも買います」と謳っている土地買取業者にお願いするのか…何しろ夫も弟も私も初めてのことです。

もたもたしていると、弟の経済状態が悪化するのでこの数ヶ月で結論が出るはずです。はたしてどうなるか、私も大変興味があります。などと言うのは、まるで他人事ですね。

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