秋を待っている

季節

毎日暑いですが、もう立秋(今年は8月8日)が過ぎましたね。暦の上ではもう秋です。
昔から、立秋を過ぎると暑中見舞いはがきを出したらダメだといわれていましたが、8月の上旬なんて、ちっとも秋じゃないじゃないか、と疑問を感じていました。

立秋は暑くても仕方がない?

立秋は二十四節気の1つで、中国から日本に伝わってきました。
二十四節気は暦のようなものですが、農業をする人などが季節を先取りする目的も持っています。
立秋は秋の気配が立ち始める日なので、まだ暑くても仕方がない、というか当然なのです。

その上日本と中国では気候が違うし、最近は温暖化で夏の暑さが半端ないわけです。
しかも夏が昔に比べて、長くなっています。

私が子どもだった1970年代には、気温が30℃を超えると大変な暑さだ、帽子、水筒と親たちが騒いでいました。これは私の個人的な見解ではなく、先日ビートたけしさんもテレビで同じようなことをいっていました。
今、立秋はますます暑いと文句をいわれることになっています。

季節の先取りで、暑さを乗り切る?

立春も春とは名ばかりでまだ寒いですが、立秋に比べると文句はいわれないように思います。
日は明らかに長くなっているし、よく見れは木々は春への準備をしていて、若葉の芽が膨らんでいたりして、春への希望を感じさせます。

立春と同じように、立秋も次の季節の兆しを見つけるようにすれば、少しは楽しく過ごせるかもしれません。

その気になって探してみれば、やはり季節は少しずつ秋へと進んでいるようです。
私は今年の立秋を迎えてから、空にうろこ雲を発見しました。日の出がだんだんと遅くなって、今では5時近くになりました。少しずつ日の入りも早まっています。8月の終わりになれば、夜に虫が鳴く声も聞こえるようになるでしょう。

夜だけでも涼しくなれば、昼間の暑さがあっても何とか過ごしていけます。
次の季節を探しながら、今の暑さを乗り切っていきたいですね。

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