今年もお雛様

季節

お雛様を飾りました。毎年のことですが、すっかり忘れていました。それでもいつもは、出かけた先で飾ってあるのを見て、我が家もそろそろ、などと思っていたのです。しかし、コロナ禍の最近では近所のお宅でお雛様を見ることもなくなりました。

お雛様はいつ飾る?

今年はブログを覗いているときに、偶然お雛様の記事を見つけて、思い出したのです。お雛様を飾るときには、大安の日を選んだこともありました。いつ飾ろうかな~、と思っている時には、大安の日を探しているうちに、ぜひこの日に飾ろう、と気持ちが決まります。

雨水の日を選んだこともありました。この日を選ぶと、女の子は良縁に恵まれるそうです。今年は2月18日から3月5日くらいが雨水らしいですね。

しかし、もたもたしているとお雛様を飾る期間が短くなってしまうので、今年は思い出したらすぐに飾ることにしました。昨日(2月15日)に気付いて、今日の午前中にはお雛様を飾りました。毎年1回しか顔を見られないので、少し長めに飾っておくことができそうです(でも、2週間位ですね)。

お雛様はいつまで飾るんだろう

最初のお雛様が我が家に来てから、すでに30年近く経っています。毎年飾っていると、一体いつまで飾るんだろうという疑問も出てきます。我が家には娘が2人いますが、結婚した時に持たせることを考えて、長女だけでなく次女の分もちゃんと買いました。

次女に選んだ立ち雛

しかし、娘たちは結婚はおろか、家を出て独立する気配もありません。それに、お雛様を選んだのはこの私です。もし娘たちがお雛様を欲しいと思っても、その時は自分で選びたいのではないかと、やっと最近になって気が付きました。

私自身も、結婚するとき母にお雛様どうする?と聞かれましたが、要らないと答えた記憶があります。誰だって、自分に女の子が生まれたら、新しいお雛様を買ってあげたくなるのかもしれません。

お雛様の最後とは

私の古いお雛様は母によって処分されました。母もしまいっぱなしは心が痛むし(お雛様も傷みます)、寄付しようにも宛がないし、しかたなくゴミとして処分したのだと思いますが、かわいそうな最後を迎えさせてしまったと、今も少々心が痛みます。

ただ、女の子の厄を背負うのがお雛様の役目だそうですから、私のお雛様は十分に役目を終えたのだと思います。そして今我が家に飾ってある娘たちのお雛様ももう役目は終えているのかもしれないと思うのです。

それにしても、日本人形は虫食いの心配もしないといけないし、なかなか気を使います。陶器なら虫食いの心配がないから、幾分気楽に飾れるような気がします(でも、割れるとショックですね)。

とりあえず、お雛様を飾ったら急に部屋の中が春めいたことは事実です。夫は草餅と団子を買いに和菓子屋さんに走りました。まだ、当分はこのお雛様たちに春を知らせる役割を頑張ってもらいます。

まさかお雛様の最後を考えるようになるとは…

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