ブログを始めるときに背中を押したもの

ブログ好き

私はクラウドソーシングという形式で、ライターの仕事をしています。
名前はライターですが、内職さんという感じで文章を1つ収めると、いくらかの報酬を受け取っています。

この仕事を始めた頃、最初は実績がありませんから、初心者でもよいといってくれる仕事を探しました。そんな中で見つけたのが、ブログ記事を書くという仕事でした。1つ500文字程度の記事を1カ月に50個ほど書くという仕事で、報酬はそんなに高くはありませんでした(50記事で2000円未満)が、仕事をこなすことで実績ができれば、次にもっとよい仕事を得ることができるのでは、と私は考えました。

低価格で仕事をしてもらっている負い目でもあるのか、担当の人もとても感じがよく、気持ちよく仕事をすることができました。記事の内容は50記事揃えば何でもよく、日記でもOKでした。
50記事を揃えるために、ネタを探すのも楽しかったのですが、一体何のためにこんなに記事がたくさん要るのか、不思議に思っていました。

人のブログ記事を書く仕事がある理由

クラウドソーシングを始めてから、かなり経った頃、やっとブログには広告を貼ってお金を稼ぐ方法があることを知りました。そのためには何でもよいから、とにかく記事の数を増やして、ブログを読んでもらうことが必要なのだということも理解しました。

自分でも納得してやった仕事なので、別に後悔などをしているわけではないですが、このことを知ってから、どうせなら自分で書いた記事は自分で公開したらよいのではないか、という考えが出てきました。自分の記事が一体どこで公開されて、どんな人に読んでもらったのかもわからないのは寂しいことだと思うようになったのです。

自分の記事は自分のブログで…

いまだに検索をかけても、あの頃書いたブログ記事は発見できません。そのことを考えると、忘れ物をしたような、落ち着かない気持ちになるのです。自分のブログで公開すれば、少なくとも記事がどこかへ行ってしまうことはないように思います。

どんな人に読んでもらえるのかは、これからもわかりませんし、はたして誰かに読んでもらえるのかもわかりませんが、自分のブログに記事を書くなら、正々堂々として落ち着いていられます。

タイトルとURLをコピーしました