悪化の原因は孤独な心?コロナで食事ができなくなった次女、2つの孤独とは?

コロナ

コロナに感染した次女が元日に救急搬送されました。

コロナに感染している以外には異常はないと、すぐに自宅に帰ることができましたが、その後も次女はすぐに回復に向かったわけではありませんでした。

食事ができなくなった次女

胸が苦しい、圧迫感があるために、食事ができないと次女は訴え続けました。元旦にお雑煮を少し食べたのを最後に、食事がほとんど摂れなくなったのです。空腹で吐き気がしても、食事をしていると苦しくなり、食べることができなかったそうですが、それは1月5日まで続きました。その間はゼリー飲料やドリンクタイプの栄養補助食品だけで過ごしました。

それでも1度に飲むと、起きていられないほど胸が苦しくなりました。1月5日にやっと少量のおかゆなら食べても大丈夫になり、現在(1月8日)はおかゆの濃度を上げるなどして、食べる量を徐々に増やしているところです。

次女が本当に食べられなかったのは、丸4日ということになりますが、4日はかなり長かったです。次女本人はもちろんですが、私も夫も丸4日食事ができないと言う経験はほとんどしたことがありませんでした。私は6歳のときに嘔吐下痢症で重度の脱水症状で入院したことがあり、そのときは1週間の絶食をしましたが、医師の管理のもとで点滴をしながらのことだったため、食べられないのとは少し違うような気がします。

ですから、一体次女に何が起きているのかがわからず、恐ろしいような気持ちになったのですが、次女もこれはもしかすると精神的な病が発症したのかも、などと思ったようです(次女は6年間も引きこもっているため、精神的な病を抱えているかもしれないと、本人も家族も考えていたのです)。

食事ができない理由はやはりコロナ?

しかし、今考えるとやはり次女はコロナに感染したために、胃腸に異常をきたしていたのだと思います。実は私や夫も次女ほどではないですが、現在、胃腸に異常を感じています。お腹が減ってめまいがするほどなのに、食べるとすぐに苦しくなる、食べた後に気持ち悪いという症状があるのです。

我が家で最初に感染したであろう長女も、普段はよく食べるタイプですが、やはりコロナになってしばらくはあまり食事ができませんでした。私、夫、長女の3人は発熱、咳、鼻水などの症状が現れましたが、次女は発熱以外には表立った症状がなく、その分、胃腸の異常が私たちよりも顕著だったのかもしれません。

今回コロナになって感じたのは、人によって症状が様々だということです。自分にあった症状が家族には出ないかもしれません。次女は家族の中で一番後に感染して、症状も他の家族とは違いました。みんながすでに回復し始めているのを見ているうちに、自分だけが置いてきぼりを食ったような気になったのではないでしょうか。

孤独になりがちなコロナ・だから心を強く持ちたい

とにかくコロナになると隔離と言われていますが、隔離で孤独を感じた上に、症状が違うことでも孤独を感じるのでは、ダメージも大きいはずです。コロナは人によって症状が違うのだということは、何度確認しても良いかもしれません。特に普段から精神状態が良くない人の場合、これを確認しておくのは大切だと思います。

隔離とか消毒も大切なのかもしれませんが、我が家の場合は私と夫がほぼ同時に感染したため、事実上不可能になりました。いろいろな方のブログを読んでいると、隔離や消毒をする暇もなく一家で感染してしまったという人も結構いる印象です。人間のできることには限りがあります。それなら、コロナに対する心持ちを強くしておく方が、結局役に立つような気もするのです。

次女は昨晩には久しぶりにお風呂にも入って、やっと本来の生活を取り戻したように見えます。散々な年末年始でしたが、普段の生活ができることに感謝しながら、家族みんなで新しい年のスタートを切りたいと思っています。

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