現在引きこもり中の次女が、この夏にはベッドを処分しました。小学校5年生の時に買ったベッドを24歳になるまで使ったので、マットのスプリングはかなり反発力が弱まっていて、腰が痛かったと言っていました。
処分したい気持ちはわかる
そして今回は学習机を処分しようとしています。次女はベッドを処分する時に、早く机も処分したいと言っていました。ただ、ベッドに比べて学習机の方が、親に買ったもらったという感覚が強いらしく、次女は処分するのが申し訳ないと思っていたようです。
しかし、実は私にも自分の学習机を処分した経験があるのです。私が使っていた学習机は、スチール製でしかも色がピンクでした。私が小学校に入学する頃の流行りだったそうで、母が止めるのも聞かずに私はどうしてもピンクの机が良いと言い張ったそうです。
その机が大学を卒業してもまだ部屋にあることで、部屋全体がとても古臭いような、格好悪いような気がして仕方がありませんでした(色あせたピンクが部屋の中で目立っていました)。だから、次女の気持ちが私には少しわかります。
次女の机はもちろんスチール製ではなくごく普通の木製です。あまり使っていなかったせいか、それほど痛みも目立ちません。
奥行きがありすぎるのが原因?
それでも、学習机は普通の机とは違うと私は思います。何しろ奥行きがありすぎます。だから部屋の中で存在感が出過ぎるのです。机は広いほうが使いやすいと思うかもしれませんが、あの奥行きがあって助かったという記憶は私にはありません。
自分が机の前に座っていると、机の一番奥には手を伸ばしづらい状態ですから、あれほどの奥行きはいらないのではないかと思います。また、学習机には本棚が付いていますが、あれも付いているから使うのであって、机の側に別の本棚を置けば良いことです。
昔職場の机も奥行きがあるものでしたが、必要以上に物を載せすぎて、結果的にはどこに何があるかわからなくなることがありました。
次女の部屋は2階にあって、机は階段の幅よりも大きいため、そのままでは外に出すこともできません。次女は自分で机を分解して、納戸にしまいました。とりあえず部屋をスッキリさせたわけです。
捨てる日のことも考えて買いたい
できればただ捨てるよりも誰かに使ってもらいたいからと、そのための方法をいろいろと考えていたようでしたが(例えばジモティーなどを利用して、必要な人に引き取りに来てもらうなど)、結局諦めてしまったようです。
学習机は大人は使わないし、子どもが使う場合は、大抵の場合新品を用意してあげることになるだろう、だから無理して再利用の道を探すのは止めようというのが次女の出した結論です。
確かに無料で差し上げるなら、引き取り手がいないこともないでしょうが、さらに分解してある机を自分で組み立てないといけないわけですから、かなりもらってくれる人を探すのは大変そうです。
学習机を買った時には、まさかそれが要らなくなる日が来るなんて考えてもいませんでした。私は自分に同じような経験があったにも関わらず、子どものことは別に考えていました。何かを買う時は、それを処分する日のことまで考えなくてはいけないですね。
でも、奥行きの少ない部屋で存在感を発揮しない机を学習机として販売するなら、置き場所も選ばす、長く使えるでしょう。子どものいる家庭には売れるのではないかと思います。
重宝する場合も
ちなみに長女は未だに学習机を愛用しています。物を捨てるのが嫌いだから、というのもありますが、漫画を描く時には重宝しているようです。
長女は机の上に傾斜台という、角度をつけて原稿が書ける台を置いて使っています。傾斜台自体がかなり大きなものなので、学習机だから置けるのでしょう。これはこれで良かったなと思います。
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コメント
おはようございます。寒くなりましたね。
学習机、懐かしいです。私のものはスチールの小振りなものだったので、家を建てて引っ越した中学生の時、受験勉強もするのだからと木製の洒落た(当時としては)ものを親が買ってくれましたが、母はスチールのものは捨てずに納戸にしまっていました(笑)
娘の学習机は、高いものではなかったですが木製で、私のものより遥かに見映えはしたので、大学に入ったら付属の本棚を外して使っていました。
それも数年前に電子ピアノと一緒に処分し、本人が好みの、学習机より華奢な感じの机を自分で購入しました。
しかし娘は、資格試験の勉強などはいつもスタバなどに行ってしているんです!多いですよね、カフェで勉強する人…なので、今あるステキな机は単なるインテリアです(笑)
さっそくコメントありがとうございます。やはり、学習机は処分する人が多いんですかね~。
大人への第一歩ですかね。
私の机はスチールで大きいし、ピンクだし、もう大変でした(同級生には花柄の机の人もいました)。
それを一緒に解体したのが、今の夫です。
次女ももっと洒落た机が欲しいと言っていますが、どうなるか…
あっても使わないかもしれませんね。