先日、スイカやキウイをくれた親戚が今度はお盆だからと桃をくれました。
このご時世、高い果物をくれるのは本当にありがたいですが、なにしろ市場で売れ残った品のため、熟しすぎていることがほとんどです。早く食べないと悪くなる、というかすでに悪くなりかけの状態のものもあったりするので、もらうととにかく急いで、大量に食べることになります。
果物は気難しい
大量に食べてわかったことは、果物は気難しいものが多いということです。例えばメロン。これはたまにとても苦味のあるものがあります。甘さはきちんとあって、その中に苦味があるため、しばしばこれはおかしい?と思いながらも食べ進めてしまい、最終的には口の中がおかしな状態になってしまいます。これは中毒を起こす原因になることもあるため、注意が必要だそうです。
バナナも大量にもらうと、ドンドン皮が黒くなります。冷凍すれば良いのでしょうが、長女や夫は冷凍した果物を好まないため、私と次女だけが食べることになります。だから、いつも冷凍しようかどうしようかと悩むわけです。
そして、写真の桃ですが、桃はあらかじめむいて置くと、変色します。変色したって食べられないことはないでしょうが、見た目があまりに悪すぎます。我が家は食事の時間がバラバラなので、むいて置いておけないのはとても不便です。今朝、変色した桃を次女と食べていたら、何だか苦い、と不安そうな顔をされました。
ネットで調べたところ、メロンと違い、桃が苦いのはそれほど心配がないそうです(たとえ心配でも、もう食べてしまったため、どうしようもありませんが)。
果物は仲良し家族の証?
以前テレビ番組中でインタビューされていた若い女性のラインに、「桃食べるよ~」というメッセージが頻繁に入っていることが紹介されていました。そのときは、面白い一家だなと思ったのですが、今考えると、変色しやすい桃をキレイなうちに食べるためにわざわざメッセージを送ったのでしょう。
こんなことからも、変色しやすい果物は家族が仲良しであることの証なのかもしれないと思いました。桃があるなら、と自分の部屋からみんなが出てくるわけだし、会話をしながら桃が食べられるわけですから。
我が家では、家族全員が揃うのを待っていてはいつになっても果物を食べることはできないでしょう。だから切っておいても差し支えない、スイカとかキウイが合っているようです。たくさん切って用意しておいて、いつでも好きなときに食べられるようにすると、結構早いうちに食べきることができます。
選ぶ果物1つで、どんな家族なのか、どんな人間なのかがわかる気がする、こう考えるのは私だけでしょうか。まあ、スイカやキウイも、切って置いておくと、時間とともに水分が出てきてしまいます。やはり果物は、家族が揃って食べるのが新鮮で良いのかもしれませんね。
桃なんて私1人で1個食べてしまえば良いのですが、この桃は大きくて、食べきれないのです。残した分は変色してしまうわけです。あ~あ…