遅れて行った墓参りで見た墓じまいの現場!驚きと興味の両方を感じた私

生活

夫が「行こう」と言ってくれたので、今日は実家の墓参りに行ってきました。これでやっとお盆が本当に終わる気がします。今日は土曜日。道は混んでいましたが、実家の墓がある霊園は人影もまばらで、お参りがしやすかったです。

お盆やお彼岸の期間中、混んでいるときは水を使うのにも順番待ちをしなくてはなりません。今日はそれがなかったので、お参りもしやすいと感じたのです。ところで、今日お参りをしていると、夫が「あっ!」と言います。視線の先を見ると、斜め向かいの墓が1つ土台ごと失くなってしました。

初めて見た墓じまいの現場

実家の墓の斜め向かいにあるということは、多分購入した時期もそれほど違いません。20年ほど前のことだと思います。それがもう墓じまいをされたわけです。私の実家の墓は永代供養となっています。だから、誰も供養する人がいなくなっても、しばらくの間は墓は荒れ放題とはなりません。

永代供養にする方法を取らずに、墓じまいをしたのにはどのような理由があったのか、そこにはどのような手間がかかり、費用がかかったのか、何だか話が聞いてみたいな~、と感じました。同じ霊園の同じ大きさの墓を持つ方の話はかなり参考になりそうです。今となっては、叶わない話ですが。

永代供養は万能ではないかも

永代供養といっても、ある程度の期間の話で、それを過ぎると故人の遺骨は合祀という形になり、その人だけの遺骨ではなくなります。それなら、樹木葬という形で土に還す方が良い感じだと私は思うのですが、これは単に私の好みでしょう。今回、墓じまいをした斜め向かいの方も、最終的には合祀されるのなら、他の方法を、と思ったのかもしれませんね。

それにいくら霊園で基本的な管理はしてくれるとは言っても、その家の人が心を込めてすることとは少し違うように感じられます。私の実家の墓も、雑草こそ生えていませんでしたが、両脇に植えられた木(ゴールドクレストだと思う)は枯れて見苦しいし、墓石は全体的に薄汚れていました(それなのに暑いのでそのまま帰ってきてしまった親不孝者は私です)。

多分、墓がある以上、いくら何もしないで良いと言われても、みんなそれを鵜呑みにはできないと思います。墓があればキレイにしなくては、お参りもしなくては、と思ってしまうし、それができないときには、程度も差こそあれ、自分を責めてしまうでしょう。

だから永代供養という制度があっても、それですべて解決にはならないと思うのです。

いずれはやるべきだとわかっているけど

しかし、まだ私にとって墓じまいはハードルが高い方法です。費用のこともそうですが、せっかく先人が建てた墓がなくなってしまうことを肯定できるだろうか、と心配になるのです。

私の代でやっておかないと、今度は我が家の娘たち、弟の家なら妻の娘(弟とは血縁がありません)にその負担が行ってしまいます。絶対に墓じまいは必要とわかってはいるのです。そうしてやるならある程度、自分がしっかりしているうちだということもわかっているのですが…

う~ん、この先どうなるでしょう(いや、どうにかしないと!)。

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