自治会の班長、任期満了で思う・コロナ禍で行事がなくなってラッキーだった

自治会 生活

2年前に自治会の班長を引き受けました。

班長は普段は回覧板をまわしたり、市からの配布物を各戸に届けるのが仕事ですが、市で行う体育祭、お祭りや納涼会など1日がかりで手伝いに出ないといけないことも多く、私としてはかなり負担が大きいと感じていました。その上、我が家が住んでいる地域は人口が少ないため、任期が2年というのも負担に感じる一因でした。

コロナ禍で行事が減ってラッキーだった

しかし、今回はちょうどコロナ禍にあたったため、行事という行事はすべて中止、定例になっている会議も行いませんでした。この4月には任期が終了するため、次の班長を決めなくてはなりません。

今までは次の班長を決めるために、現班長の家に集まっていました。そのときには酒と食事を振る舞うのが通例でしたが、それもしなくて良しということになりました。次は〇〇さんが班長です、という内容の文書を1つ作って、班員に配ってお終いになったのです。

今まで数回班長をやって来ましたが、こんなに負担がなかったのは初めてです。次に班長がまわってくるのはおそらく10年以上後のことです。そのときはコロナの記憶も薄れているでしょうし、班長の仕事はどうなっているでしょうか。私は1度楽な思いをしてしまったら、もう後に戻れないのではないかと思います。

しかし、自治会のことを思えば体育祭もお祭りもなしというわけには行かないだろうし、またいろいろな行事が復活するのも仕方のないことなのかもしれません。

ラッキーなままでいたい…

それでも、これから益々地域で自治会活動に参加する人は減るでしょうから、残った人たちでできるように、減らせることは減らして行かないと行けないと思っています。もともと次の班長を決めるためにわざわざ集まって酒を飲むのはいかがなものかと思っていました。

班長をやって労われるならともかく、なぜ班員を招いてもてなさなければならないのかが長年の疑問でした。我が家が加入している自治会の班は、我が家を入れて7件で構成されています。私は他人を1度に6人も自宅に招かなくてはならないのが負担だと感じますが、これは私の心が狭すぎるのでしょうか。

夫に言わせると、昔はこういうことが大切な娯楽だったという事ですが、娯楽は娯楽として切り離して考えたほうが良いのではないかと思います。人を招くのが好きな人もいれば、そうではない人もいるのですから、人を招くのが義務のようになってしまうのは避けなくてはならないのではないでしょうか。

これだけでも減らせば、かなり負担感が減ると私は思います。他にも減らせることをぜひ、見つけて減らして行きたいと思いますが、これは誰がやるべき仕事なのでしょうか。我が家はここで班長ではなくなりますから…

行事が減ってラッキーで終わらせるのではなく、このままラッキーであり続けるためにはどうしたら良いかを考えないといけないですね。

行事を減らすのは寂しい?

ただ、年配の方々は行事が減って寂しい、若い人と触れ合う機会がない、と不満の気持ちを持っているようですから、あまり行事を減らせと言うのも申し訳ないような気がします。しかし、私は現在57歳、自治会活動の中に入ると若手になります。この事実が自治会活動の実態を表しているように思えます。

やはりこのままでは先がない、残していくためには減らせるものは減らして行くことが必要になるのではないでしょうか。

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